公務員試験(社会人経験者枠)の結果発表

一次試験
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結果はともかく試験を受けて得たもの

社会人経験者枠の試験を東京で受けた私は、あるはずのない手応えを抱えつつ、それを必死に抑え込むように帰路につき、翌日の月曜日からいつもの会社員生活が再スタートしました。

結果が出るまで試験当日から約2ヶ月です。

全く教養試験の勉強や小論文対策を行っていなかった私は、「今回で感触がわかったから、来年からが勝負!」という気持ちで、毎日をこなしていました。

「感触」というのは単純に試験の手応えだけではなく、試験前に勉強に挑もうとする自分の姿勢や、会社勤めをしながら勉強に当てられる時間の感覚、試験当日に会ったライバルたちの人数や年齢層など諸々などです。

公務員試験の勉強はしなくても、会社勤めなのでキツイながらも給料は入ってくるし、時間は嫌でも過ぎていきます。

今30代の私もあっという間に、40歳になるかもしれません。(いくら公務員転職でも40歳は不利なんじゃないかと考えています)

いかに未来の自分を想像して、働きながらも時間を作って勉強に挑むかは、自分の意志次第

この試験のおかげで、自分が試験勉強に挑む姿勢を客観的に考えることができ、働きながら勉強することの難しさも知ることができたので、また1年先の試験に向けて、自分をいかに鼓舞し、効率的な勉強法を定着させていこうかという戦略立てを行うきっかけになりました。

そうは言っても、「よし、来年の試験は1年前から1日1時間でも勉強する習慣をつけて、万全の体制で挑もう!」という意欲もなかなか湧いてこず、「とりあえず試験結果が出てから分析しよう」という口実を自分の中で作って、ほとんど勉強する気はおきませんでした。

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試験結果発表について

試験結果は、受けた自治体のHPで確認ができ、一次試験に通った者の受験番号だけが公表される形でした。

自分が受験していることは、信頼のおける同僚くらいにしか打ち明けておらず、両親には期待されるのが嫌で口が裂けても言えませんでした。

試験結果発表日については、妻や同僚から同情されるのが嫌で、秘密にしていましたが、スマホのスケジュールアプリに予定日を入れていたところ、家のタブレットのスケジュールアプリが共有になっており、妻にバレました

「明日試験結果発表らしいね!」

自分以外で、私が公務員試験に受かるのを一番楽しみにしているのは妻でしたので、一番知られたくない人にバレていました。

「試験番号は前見せてもらったやつだよね?」

と言われて、少しでも誤魔化せるようにテキトーに頷きました。

いくら記念受験とは言え、他人から「残念だったね」と言われるのは絶対に嫌だったので、「試験結果が先にわかっても、絶対に連絡してこないで」と釘を刺しておきました。

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結果発表当日

試験結果は何時発表とは書いていませんでので、朝起きて自治体のHP上にそれらしいページができているかすぐ確認しましたが、まだのようでした。

「何を期待しているんだ、来年また受けるんだろう」と自分に言い聞かせ、何度も湧き上がってくるソワソワした気持ちを何度も打ち消そうとしました。

その日は平日で、当然のことながら元勤務先ではいつものように仕事が行われていたため、勤務中に私がそんな心の葛藤を行なっていることなど、誰も知りませんでした。

いざ本格的な日常業務がスタートすると、いつも通り価格にうるさいユーザーから面倒な値下げ要望が来たり、仕事の押し付け合いをする社内会議が行われたり、意味のあるかわからない社内報告資料を期限内に纏めたりして、意外にも試験結果のことを考えるような暇はあまり無く、たまにHPの更新をトイレで確認していましたが、まだ更新はないようでした。

そのまま時間が過ぎて、いつも通り残業して帰る頃にもう一度HPを見ると、HP上に"社会人経験者一次試験の結果について"という更新情報がついに現れました。

一瞬心臓がドキッとしましたが、少しでも期待した自分を戒めるために、「あの勉強量で受かるわけない」「むしろ一生受からないかもしれないのに何を期待してるの?」「期待してる暇があったら来年に向けての勉強プランでも考えろ」と言い聞かせました。

わずかでも期待してしまう自分が嫌だったので、"自分がどんな感じで試験結果を確認したら、期待してない感が出るか"を自分の中で考えた結果、"帰宅途中に明日の天気でも見るように試験結果を確認する"ということにしました。

会社の近くに停めてある駐車まで歩く間、いつもと変わらない足取りで構内を歩き、いつもと変わらない手つきでスマホを取り出して、予め開いていたHPをブラウザアプリで開き、”試験結果”を軽くクリックします。

「あれ、番号あった!!」

一瞬だけ時が止まった後に、心の中で叫んでいました。

すぐに高揚感が湧いてきて、誰かに伝えたいという思いに駆られ、駐車場の車へ急ぎました。

「受かってるやん!!!!」

車の中で急いで妻に電話して、開口一番に叫びました。

「受かってるよね?なんか前見た番号忘れてて自信なかったけど。すごいね!!」

どうも妻は受験番号をうろ覚えだったようで、私の受験番号であるかどうか自信が無かったようです。

かくして、一次試験に受かったことがわかり、妻は喜びのためすぐに実家に伝えていました。(実家の両親は娘と孫が帰ってくることを期待して、それはそれは喜んでいたようです)

一方の私は、合格した喜びに浸りつつ、「いや、どうせ二次試験で落とされるに違いないから、ぬか喜びはしない方が良い」という自分の中で予防線を張り出して、実家にはまだ報告しないことにしました。

何度も合格発表のページを見て、自分の番号で間違いないことを確認しながら、他に29個の受験番号が並んでいて、最終的にはこの中から10人しか選ばれないという事実を受け止めようとしていました。

合格発表ページに並んだ29個の受験番号の裏には、それぞれに人生があって、その一人一人が公務員転職を夢見て、この瞬間に希望や不安などの色んな思いを抱いていることを考えると、無機質に並んだ番号の裏で静かに燃える何かが見えたような気がしました。

一次試験の振り返り

一次試験の教養試験を受ける前は全く自信がなかった私ですが、いざ合格していたことを知ると、試験を受けた後に感じた"手応え"は間違いなかったのだと思いました。(結果論ですが)

私は公務員試験を受けるために仕事を辞めたわけでも、公務員試験の予備校に通ったり、通信教材を取ったりしたわけでもなかったです。

働きながら勉強をすこーしずつしていたわけですが、いま試験を受けていたときのことを振り返ると、やっぱりすこーしずつでも勉強したことが身になっているとは感じます。

教養試験で捨て科目ではなかった現代社会の問題も、数学関係の問題も、全く勉強していなかったら、あんなにスムーズに解けて手応えを感じられてはいなかったと確実に思います。

その肝心の勉強法については、また別の記事で纏めたいと思います。(それを待っている人がいたらすいません…)

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