【公務員試験】二次試験のクレペリン検査の内容・対策・体験談

クレペリン検査
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今回は二次試験で受けたクレペリン検査の内容と対策、そして体験談をまとめます。

私は2つの自治体を受験しましたが、片方の自治体しかこの試験がありませんでしたので、ぜひ自分が受験する自治体の試験内容を調べてみることをお勧めします。

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クレペリン検査について

二次試験に向けた下調べ

2つの自治体の”社会人経験者枠”の一次試験を受験し、奇跡的に両方とも通過した私は、「ここまで来たら絶対合格するしかない」と決意しました。

妻の許しも得て、家族を家に置いて土日にスタバに通わせてもらい、試験内容を調べてみることにしました。(正直、一次試験を通過すると思ってなかったので、そこで初めて調べました)

すると、本命の自治体の方の二次試験に"クレペリン検査"というものが含まれることが発覚しました。

就職活動時には30社ほどエントリーした私ですが、一回も受けたことがない検査であったため、「これは事前に調べておかないと・・・」と思い、早速Google検索してみました。

検査自体は一般的なもののようで、試験内容に関するで記事がたくさんありました。

本当に便利な時代になったものです。

どのような検査か?

調べてみると、知識を問う検査ではなく、受験者の性格集中力を測る”適正検査”のようでした。

検査方法としては、まず以下のような数字が羅列された紙が配られるようです。

f:id:nanone523:20181111004743j:image

そして解き方を説明します。

  1. まず①の一番左の数字「0」と二番目の数字「6」を足して、その合計の数「6」の下一桁目の数字「6」を、一番目と二番目の数字の間に記す。
  2. 次に、二番目の数字「6」と三番目の数字「3」を足して、その合計の数「9」の下一桁目の数字「9」を、一番目と二番目の数字の間に記す。
  3. その次に、三番目の数字「3」と四番目の数字「4」を足して、その合計の数「7」の下一桁目の数字「7」を、一番目と二番目の数字の間に記す。
  4. 以降、その繰り返し・・・

わかりにくいかもしれませんが、どんどん以下の青文字を書き記していくイメージです。

f:id:nanone523:20181111004911j:image

③の一番左の青文字が「2」と記されていますが、これは両隣の数字が「7」と「5」の合計は「12」であり、その下一桁が「2」であるからです。

以上、解き方は全然難しくありませんよね?

しかし試験問題の数字は横にズラーッと並んでおり、一行にかけてよい時間は1分だけ(1分ごとに試験官から指示がある)なので、1行の全てを計算できるものではありません。

1分ごとに行を移動して解いていくので、合計15行を15分で解きます

これが前半で、前半終了後に休憩が5分与えられます。

休憩後は後半に入りますが、同様に合計15行を15分で解いていきます。

試験的には暗算するだけなので簡単ですが、気力と体力が必要です。

何を評価する検査なのか?

既に何となくイメージできた方もいるかもしれませんが、この検査で評価するのは以下の能力だと言われているそうです。

計算速度(いくつ計算できるか)

計算速度は、一行でどれだけ早く計算して、多くの数字を書き込めるかです。

正確性(いかに計算間違いをなくせるか)

正確性は、どれだけ間違えずに正しい数字を書き込めるかです。

集中力(集中力の持続性があるか)

集中力は、どれだけ計算速度と正確性を維持できるかです。

この能力を測るのがこの検査のメインのようです。

なぜなら、15分×2回の試験で、ひたすら数字の計算と指示通りの書き込みを続けなければならないため、どうしても集中力が乱れてしまうからです。

15分x2回の試験なので、どうしても集中力が乱れがちです。

なぜ公務員試験にこの検査が含まれているのか?

では、なぜ公務員試験にこの検査が含まれているかというと、公務員の仕事で単調な作業の繰り返しがある一方で、ミスを犯さない集中力が必要とされているからだと思います。

ちなみに、鉄道会社の試験でも使用されることがあるそうです。

最適な解き方とは?

実はこの検査については、既にネット等でも情報が出回っているので、対策が可能なようです。

「そんなの事前に準備した人の方が有利じゃないか!」と思う人もいるかと思いますが、実際そのとおりだと思います。(実際に準備していた私が合格したので)

検査内容は上述した通りで、問題は数字の羅列が変わるくらいなので、いくらでも対策しようがあると思います。

対策にあたり、評価項目ごとに何をすべきかを以下にまとめます。

計算速度

これは単純に、暗算能力を高めれば良い話です。

しかし、暗算が速くないという方もいるとは思いますが、事前に練習して慣れているか慣れていないかでも大きく変わると思います。

そのため、試験前に自分で模擬トレーニングをしてみて、試験に慣れておけば十分だと思います。(何も暗算能力が抜群な人が採用されるというわけでもないと思うので、そこまで心配不要だと思います)

正確性

これも練習でカバーできることではないかもしれませんが、”ミスをしたら減点される”という意識で検査に挑むことに意味があると思います。

”ミスを極力減らすべき検査である”ということが事前にわかっている時点で、それを知らなかった人よりは既に有利な立場にあると思います。

実際に私と同じ試験に受けた同期も、「試験にクレペリン検査があることなんて知らなかった」という人もいたので、そんな人と差がつけられると思います。(同期は合格しましたが)

集中力

これについても、知っているのと知らないのでは大きく違うと思います。

クレペリン検査では、単調な作業で集中力が持続するかどうかだけでなく、さらに、集中力が安定しているかも。

つまり、検査結果で集中力が乱れすぎていることが判明すれば悪い評価に繋がります。

以下のイメージは、理想的な回答数の傾向を赤線で表したものです。(回答を記載していませんが、赤い曲線部が解答の到達地点と思ってください)

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解説すると、前半の一行目は集中力がピークのため回答数が多い(曲線が右寄り)ですが、それ以降は計算疲れで回答数が少なくなります(曲線がだんだん左寄りになる)。

しかしその後は、計算と試験への慣れの影響で、徐々に回答数が上がります。

前半が終わったら休憩が5分与えられます。

そして後半が始まると、前半での計算慣れと休憩による集中力の回復で、前半より回答数が多く(今までで一番多く)なります。

しかしそれ以降はだんだんと集中力が続かなくなり、回答数が少なくなるといった具合です。

この上記の理想的なイメージの曲線になれば、良い検査結果が出ると言われています。

もし、赤線がジグザグになったりすれば、集中力にムラがある人と評価されるでしょう。

また、もし後半にかけて回答数が上がっていくことになれば、最初に集中力を発揮できず、後半から巻き返すという変わった人間だと評価されるのかもしれません。

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私の受験体験談と攻略法

私の二次試験の当日、クレペリン検査は小論文試験の後にありました。

小論文試験ではある程度手応えがあったので、クレペリン検査のような知識を問われない適性検査で落とされることがないよう気をつけようと思いました。

試験官のクレペリン検査の説明が始まりましたが、私は事前に調べていたので、話を注意深く聞く必要はありませんでした。(ここでも事前準備が有利に働きました)

試験官の説明が終わり、検査がスタートしました。

私は事前に調べていた理想的な曲線を考えながら、一行目は全力かつ正確に計算していきました。

二行目以降は一行目を上回らないよう、わざと回答数をコントロールしました。

実際は一行目を上回ってしまいそうな行もありましたが、わざと計算を止めたりしていました(笑)

そして前半が終わり、5分の休憩時間に入りました。

後半に入り、次の一行目は前半の回答数を上回る必要があったので、これまた一行目は全力で取り組みました。

実際は前半とあまり変わりませんでしたが、まあ良しとして、次の行を進めました。

次の行も理想曲線をイメージして、一行目より回答数を抑えました。

しかしここで思わぬトラブルが発生します。

「あれ、一行ズレてる・・・」

なんと二行目を飛ばしてしまい、三行目を計算していたことに気づきました。

さらにそれが原因でかなり焦ってしって集中力が乱れ、三行目の回答数が少な目になってしまいました。

ただでさえ集中力が問われる検査なのに、この間違いはかなりの減点になるだろうと冷や汗をかきましたが、それに関係なく試験は続きます。

せっかく順調だったのに、これはまずいなと取り乱しながらも、あれこれ考えていると、

「別に試験官はどの行を解いているか見ていないんだから、二行目に戻って解き直せば良いのか!」

と気付き、二行目に戻って解き進めました。

かなり取り乱したので、計算数は減りましたが、曲線としてそこまで違和感は無かったと思います。

「この検査では、そういった機転も問われるのか・・・」と勝手な解釈をしつつ、無事に試験はh終了したのでした。

おそらく、二行目を空欄で提出していたら、”行を飛ばしてしまうくらい集中力が無い人”と評価されていて、最悪の結果になっていたのではないかとも思います。

皆さんも、もし間違ってしまった際は、気を取り直して対応してください。

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まとめ

以上、クレペリン検査内容と体験談をまとめました。

クレペリン検査があるかどうかは自治体次第ですし、もしあったとしても私のように一次試験通過後からでも対策は間に合います。

対策といっても、上記の内容を頭に入れて、私のような不注意がない限りはそこまで難しくない試験だとは思います。

そもそも対策ができる適正検査なんて意味があるの?という疑問もありますが、合格するためにはぜひ内容を頭に入れて挑んでもらえればと思います。

 

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