【公務員試験】二次試験の個人面接体験談・前編(聞かれる質問・コツなど)

二次試験
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私は2つの自治体の”社会人経験者枠”の試験を受け、無事に両方の一次試験を突破することができました。

この記事では、本命である自治体Aの二次試験での個人面接の体験談を紹介します。

面接前の私の準備や、本番で聞かれたことと答えた内容について、ありのままを紹介しています。

公務員試験の面接を控えている方はぜひご参考ください。

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二次試験の個人面接について

本命の自治体Aの二次試験は2日間あり、1日目である土曜日に小論文試験、クレペリン検査、ロールシャッハテスト、グループディスカッション試験が行われ、2日目の日曜日に個人面接が実施されました。

一次試験は、その自治体の都道府県と東京の2会場で受けられましたが、二次試験の会場はその自治体の都道府県のみでした。

当時、その都道府県と離れたところで暮らしていたため、日曜日の試験があまりに遅い時間になると、家に帰れなくなる可能性がありました。

しかし、自治体が考慮してくれて、二次試験の案内に「もし遠方で、日曜日の面接の時間を早めにしてほしいという要望があれば、採用窓口までお電話ください」と記載されていました。

自分が受ける自治体に電話するのは初めてだったのでドキドキしましたが、かなりあっさりと「それでは午前の早めの面接時間を設定させていただきます」と、あっさり返事をもらいました。

土曜日の試験当日の終わりに、翌日の面接時間の発表がなされ、私は午前9:00〜とかなり早い時間が設定されていました。

おかげで午後の格安LCCの便で家に帰ることができました。(元はと言えば遅い時間でも新幹線で帰られますが、お金をかけたくなかったので…)

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面接に向けた準備

二次試験で面接があることはわかっていたので、ある程度、面接で聞かれそうな質問に対しては、回答を準備していました。

想定していた質問)

  • なぜ公務員転職を希望するのか?
  • なぜこの自治体を希望するのか?
  • 市役所or県庁を希望する理由は?
  • 採用されたらどんな仕事がしたいか?
  • 社会人経験の中で成し遂げたことは?
  • 自分の長所と短所は?
  • 今、一番気になっている社会問題は?

        等々…

事前にこれらの質問の回答を自分の中で整理するために、ノートに書いておく等して、練習する相手もいなかったので、脳内で喋るシミュレーションを行って面接に備えました。

志望動機について

私の本当の志望理由は、

「公務員は一般企業のように業績に左右されない。一生実家のそばで暮らすことができる。過度な残業がなくワークライフバランスも取れてそう」

といった内容で、決して前向きで、面接官に堂々と話せるようなものではありませんでした。

それではいけないと思い、堂々と話せる志望理由を持っておこうと考えて、

「自分が学生時代や一般企業で養った語学力を生かして、自治体の国際化に貢献したい。具体的には、特産品を海外に売り込んで、自治体の存在感を高める仕事をしたい」

といった内容にすることにしました。

私は学生時代に留学経験があり、前の職場ではメーカーで海外商品の企画や営業の経験があったので、話としては筋が通るはずです。

また、受験先の自治体は、ちょうど海外からのインバウンドの旅行者や留学生が急増していたこともあったので、その話とリンクさせるようにしました。

そのネタを持っておくことで、公務員・その自治体への志望動機や、採用後にしたい仕事、民間企業で培った経験についての質問する全てに対応ができます。

長所・短所について

長所・短所については、なかなか自分の長所を思いつくことができませんでした。

実際に自覚している自分の人間性は、

「課された宿題や仕事をやってなくて怒られるのが怖いので絶対に期限内にやる」

「他人に迷惑をかけて嫌われたくないので、自分の力だけででやる」

「ケチで損することが最も嫌いなので、何でも入念に下調べした上で実行する」

といった感じです。

しかし、就活の際に学びましたが、面接は自分を売り込む場であり、マイナスなことを言っても無意味なため、自分にとってマイナスに見えることもプラスのように話すべきです。

ゆえに、自分の長所を

「責任感が強く、課された業務は計画的に最後まで必ずやり遂げる点」

として、短所は、

「慎重になりすぎて、行動に時間をかけてしまうことがある点」

としました。

短所ならもっと浮かびますが、長所の裏返しの内容にして、極力自分の評価を落としすぎないように表現することも大事だと思います。

表現の内容の濃さを"長所>短所"にできれば良いのです。

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面接本番

面接形式について

面接では大体50代くらいの面接官が3人いて、話した感じは全員人事関係者というわけではなさそうでした。

私が公務員になった後に、自分の所属の課長が「新規採用職員の面接官があるから」とスケジュールの話をしているのを聞いたことがあるので、各部署の現職の課長レベルが面接官を行なっているのかと思います。

面接時間は合計で20分ほどでしたが、内定まで3回以上面接を通過しないといけない就活とは違い、一度の面接で判定されてしまうので、短いと感じるほどあっという間でした。

実際の面接での質問

前述したように、面接前はある程度の想定問答を暗記して本番に挑みましたが、実際は想定外の質問もありました。

ここでは実際の質問内容と、私の受け答えを紹介します。

1. 昨日のグループディスカッションの感想を教えてください。

出だしから想定外の質問だったので、焦りましたが、もう一つ受けた自治体からも同じ質問を受けたので、定番質問かもしれません。

質問意図は不明であり、いきなり志望動機などを聞かずに、肩の力を抜いてもらうためかもしれませんし、自分自身を客観評価できる人間かを見定めているのかもしれません。

私は素直に以下のように答えました。

「日頃、自治体の視点で住民へのサービスを考えたことがなかったので、おそらく色んな業者であろう受験者から色んな意見が聞けて参考になった。他の受験者からは他の自治体の例や、国の施策などの話も出て、非常に参考になった」

自分の反省点を語るのであればたくさん語れましたが、自分の評価を下げても仕方がないので、中立的な感想を言いました。

2. この試験に向けて、勉強してきましたか?

この質問にはギクッとしました。

前日のグループディスカッションでは、上記のような国や自治体の施策を語る受験者がいる中で、私はそういった知識を持ち合わせておらずに披露できなかった自覚があったからです。

もしかして面接官にもそれがわかって、確認してきたのではないか…と一瞬、疑心暗鬼しました。

そのような意図が本当にあったかわかりませんが、とりあえず以下のように答えました。

「なかなか平日は今の仕事が忙しく、残業も多いのであまり勉強はできなかった。しかし休日は家族に断って、カフェで一人でいる時間を貰って、試験勉強してきた」

一応事実ではあり、「勉強する気はあった」ということは伝えられたかなと思います。

3. 志望理由は何ですか?

志望理由は前述した通りで、自分の学生時代・社会人経験で培った強みと、関心のあることを混じえて話しました。

また、「なぜこの自治体を選んだか?」という内容も盛り込んで話しました。

4. 自治体も結局は民間の協力ありきだが、そこのところはどう思うか?

前の質問への回答で、「民間の視点ではなく行政の視点で住民の…」と話したためか、この質問を受けました。

面接官の説明は、「民間から公務員に転職しても、結局は行政も民間企業の力を借りて、事業を行うことが多い」というものでした。

ごもっともな話だったので、否定はせずに、

「おっしゃる通りだが、民間は主に自社のことを考えて事業を行うが、行政は地域の全住民のことを考えて事業を行うため、視点を広く持つ必要がある。その上で、自分が愛着のある地域の住民のことを考えながら仕事するのは、大変やりがいがあると思う」

と言って、お茶を濁しました。

しかし、志望動機を述べる際に、自分の中にある「行政はこういうもの」という価値観を否定された質問にも思えたので、実際は少ししどろもどろになりながら答えました。。

すると、

「なぜ今の会社を辞めてまで、転職したいのか?」

と聞かれ、表立って言える志望動機をもう一度言おうかと思いましたが、重複した内容になるため、正直に、

「今の会社の経営状況が悪く、先行きが不安なことと、子供の将来を考えた時に、故郷の近くで生涯暮らしていきたいと考えたため」

と答えました。

すると満足されたのか、志望動機の質問は終わりました。

振り返ると、面接官は「なぜ転職したいのか?」の"建前"ではなくて"本音"を聞き出したかったのだと思います。

この先また転職を繰り返す人間ではないかを確かめる意味もあったと思います。

他の公務員転職経験者の体験談を見ても、「建前は良いから本音を話してください」と明確に言われることもあるらしく、一度、建前を言って再度志望動機を問われたら、正直に言うのが正解だと思います。

もちろん、「公務員は楽そうで、安定してるから」などという後ろ向きな内容は避けることが前提です。

5. 公務員のイメージは?

これも想定していなかった質問だったので、その場で考えて発言しました。

「世間的には、公務員は"安定している"や"定時帰り"といったイメージを聞くが、実際は深夜までの残業等で大変な仕事をしているとも聞く。それほど住民のことを考えながら、責任ある仕事を堅実にやっているイメージ」

正解がわからない質問であったので、現職である面接官の気も使って、公務員を否定しないように答えました。

その後の話の流れ的にも、結果的にこれで正解だったかなとは思います。

あとで振り返ってみると、「公務員だからって楽な仕事ばかりじゃないが、ちゃんと心構えはあるよね?」という確認のようにも思えました。

長くなったので、次の記事に続きます。

 

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