【公務員試験】二次試験の個人面接体験談・後編(聞かれる質問・コツなど)

二次試験
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前の記事に引き続き、面接で聞かれた質問とそれに対する受け答えをまとめました。

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【公務員試験】二次試験の個人面接体験談・前編(聞かれる質問・コツなど)
私は2つの自治体の”社会人経験者枠”の試験を受け、無事に両方の一次試験を突破することができました。 この記事では、本命である自治体Aの二次試験での個人面接の体験談を紹介します。 面接前の私の準備や、本番で聞かれたことと答えた内容について、あ...

6. 今後の公務員のあり方は?

現職の公務員の面接官が、まだ公務員になってない私に語らせるの?と思いましたが、当たり障りなく回答しました。

「すべての住民のために広い視点を持ち、例えばこれから増えてくる外国人とも共生できるように、対応していく必要がある。また、人口減少などで経済状況が厳しくなる中で、常にコスト意識をもって効率的に事業を行っていく必要がある」

まるで「今の公務員はコスト意識がない」という価値観を持っているかのような答えになりましたが、それ以上は問われませんでした。

正解はないと思うので、上手く自分に関わりのある話などに繋げて、自分自身のアピールができればもっと良かったなと思いました。

7. 社会人経験の中で成し遂げたことは?

一次試験の小論文のテーマと一緒だなと思ったため、それを前置きした上で、同じ内容を話しました。

「現在勤めている会社では、〇〇部に所属し、〇〇の〇〇業務を行っていますが、とある海外メーカーからプロジェクトを受注できたことです。当時は…(以下省略)」

準備していた回答だったのでスムーズに言えましたが、長話にならないよう気をつけました。

また、前の会社では電子デバイス関連の仕事をしていたのですが、素人にもわかりやすいような完成品の名前を出して、誰でも理解できるように話すことを心がけました。

当時、受注した話はウソでしたが、面接でウソもホントもわからないので、ややこしい言い回しになるくらいなら潔くなった方が良いです。(私が辞めてから無事に受注できたことは、元同僚から聞いたので、"嘘から出たマコト"ですね)

8. それによる周りからの評価はどういったものであったか?

仕事は自分で成し遂げたと思っても、周りが評価していなかったら意味がないので、大事に答えるべき質問です。

「以前から類似プロジェクトの話はあり、上司が担当していましたが、関係部門との調整が上手くいかず、失注したことがあったため、上司からは「よくやってくれた」と評価されました。また、それ以降、関係部門ともコネクションができて、信頼も得たので、色んな仕事を頼まれるほどになりました。…(以下略)」

ここでもウソはいくらでもつけるので、いかに信憑性のある内容にするかがポイントだと思います。

実際に上司からのお褒めの言葉をもらうことが多くなり、それ以外の仕事ぶりも評価されてボーナスも上がったので、その話もしました。(色んな話の要素があった方がリアリティがあるので)

9. 自身の長所と短所を具体例あげてください。

前の記事でまとめた通りですが、自分の性格で欠点だと思うことも、長所に変えて言いました。

特にそこから話が進展するわけでもなく、次の質問に移行しました。

話ぶりから大体の性格がわかったのでしょうか。

10. 他の自治体も受けているか?

これは就活でも定番の質問です。

「〇〇(自分の故郷の自治体)も受験している」

と、正直に答えました。

11. 両方から採用されたとき、どちらの自治体を優先するか?

就活のときに「もちろん御社です!」と答えるのと同様に、

「自分の故郷である〇〇も受けているが、△△(面接先の自治体)の方が、インバウンドの外国人数や留学生の数、また、海外の友好都市も多いので、より幅広く国際関係の仕事ができると思い、△△が優先です」

と答えました。

採用側も、もし採用通知を出した後に内定辞退されて、計画している採用者数が減るのを恐れているため、その振るいにかける質問でしょう。

実際、△△の自治体を優先していましたが、もう一つ受けていた〇〇の面接の際には「もちろん故郷である〇〇が優先です」と答えたので、二枚舌を使っていましたが、バレることはありません。

もし嘘をついても、「明らかに、別の自治体を優先しているな」と思われると元も子もないので、その自治体を優先するきちんとした理由を述べることがポイントです。

12. 周りの人に受験していることを伝えているか?

これも転職者に対しては、定番の質問のようです。

「妻と、今の会社の仲の良い同僚にだけ話しています」

と回答すると、

「奥さんはなんと言っていますか?」

と聞かれたので、

「妻も故郷の近くに戻りたいため(当時、仕事の関係で遠方だった)、転職には大賛成で、応援してくれています」

と答えました。

最後に、親には話していないのか聞かれ、

「まだ話していませんが、孫の顔を頻繁に見られるようになるので、間違いなく賛成してくれます(笑)」

と答えました。

ここでの質問意図も、「採用通知を出した後に家族で相談して、採用を辞退することはないか」の確認でしょう。

転職者向けのテンプレ質問のようなので、「家族に相談済みで、問題なし」と答えれば良いでしょう。

13. 希望の部署に、配属できなかったら?

私の場合は「国際的な仕事」を志望理由にしてその話ばかりを推し進めてしまったせいか、「必ずしもそういった仕事ができるわけじゃないんだぞ」という面接官の顔色が伺えました。

「もちろん地方自治体の職員は、国際的な仕事が全てではなく、むしろそれ以外の仕事の方が多いと承知している。自治体職員としては、一つの分野に精通したスペシャリストより、色んな分野を把握しているジェネラリストであるべきだと思う。前の仕事では、一つの職種しか経験できなかったせいで、依頼先である他部署の負担がわからずに色々お願いしたこともあったため、色んな部署経験したい」

と答えました。

この手の質問には、「どこでもやっていきます!」という気概を見せることが必要でしょう。

一般的に公務員は3〜5年ごとに職場ローテーションがあります。

もし最初の配属先で希望の部署に配属されても、数年後には全く関係のない部署に行くこともざらにあるので、それは覚悟が必要です。

私は、上記のように返答したものの、実際、入職前は「希望でない部署に配属になったら嫌だな」と思っていました。

しかし入職後は、業務上、色んな部署との関わりは避けられず、他部署の内情を知っていた方が仕事がスムーズに行くことがあります。

また、広報・財政・秘書といった部署、どの部署も関わることのある部署なので、そういったところでの経験もいずれは必要だろうなとは思っています。(ただし、福祉や医療関係はかなり忙しいと聞くし、経験したところで専門分野のため、他で応用が利かないので、そこは避けたいです…)

自分興味のない業務分野の部署でも、いずれ関わることになり、その経験は活きるので、面接でも前向きな返答をすれば良いでしょう。

14. 何か言い残したことは?質問は?

就活と同じく、面接が終わりに差し掛かったときの定番質問でした。

振り返ってみると、あっという間に面接時間が過ぎており、全体的に面接官の反応もいまいちな気がしたので、最後の悪あがきで、

「自分はもしこの採用試験で悪い結果になっても、来年も受験するつもりである。その際の参考として、△△の職員として求められる資質はどういったものか?」

と聞いて、自分の本気度合いを表現しました。

すると、

「社会が目まぐるしく変化していく中で、公務員もその変化に対応していく必要があり、そういった意味では"柔軟性"が必要とされている」

と、回答を貰いました。

この質問をすることで、「本気で転職を考えている」という姿勢は見せられたかなと思います。

15. 最後にアピールは?

全体的に面接の反応もいまいちな気がして、自己アピールも上手くできたか自信が持てなかったので、最後に自分の学生時代の経験や社会人になってからの経験と、そこで得た強みを30秒くらいで話しました。

気持ちが焦って早口になってしまい、それも面接官に伝わったかと思いますが、転職に対する熱心な気持ちは伝わったのではないかと思います。

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面接を振り返って

面接官が何を見ているか?

面接官の質問を振り返ると、「どういった動機で転職したいのか?」と「本当に転職する気があるのか?」といった本気度を確認する面接だったように思えます。

考えてみると、公務員を目指す人で、誰しもが感心する志望理由を持っている人は少なく、実際は「安定」「地元就職」を狙って志望する人が多いのではないかと思います。

私と同じ時期に自治体に入った同期(元民間企業)も、公務員転職の動機は「実家の近くで暮らしたいから」「会社の先行きに不安を感じたから」といった内容がほとんどでした。

ゆえに、最低限の自分の経歴に合った内容の建前上の志望動機"と、"本音"の2つをきっちり準備しておけば良いと思います。

それ以外は、特に専門知識を問われる質問も無かったので、特に準備を行わず、自分の思いを正直に話せば良いです。

面接の雰囲気

私の面接の雰囲気は、全体的に盛り上がることもなく、淡々と質問されるだけでした。

就活のときは、自分の経歴に興味がある面接官が深掘りした質問をしてくれて、話もよく聞いてくれて合格するというケースが多かったです。

そのため、終了時は全く手応えが無かったものの、最終的には無事に合格していたので、自己評価はあまり当てにならないものです。

面接の雰囲気については、自治体というより結局は面接官次第なので、どんな相手でも自分に自信を持って挑むことが大事です。

新卒の場合は面接で多少辿々しくなってます大目に見てくれるでしょうが、社会人経験者は社会で色んな場数を踏んでいるはずであり、入職後はすぐに戦力にされるので、大目には見てくれないと思っていた方が良いです。

最後に

私は一次試験通過時点で30人中25位であり、グループディスカッションでも他の受験者の優秀さに感心していたほどでした。

そんな中でも30人中の10人の中に選ばれて無事合格したので、面接では比較的高評価だったのではないかと思います。

他の自治体でも必ずしも同じような質問がなされるかはわかりませんが、これから面接を受ける方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。

 

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