期待すべきではない?公務員の最初の配属先(社会人採用者の体験談も紹介)

仕事内容
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地方公務員になって最初の配属先が気になる方も多いでしょう。

私は都道府県庁の社会人採用枠で採用され、新卒の方と社会人経験者の両方と接してきました。

この記事では、新卒の方と社会人経験者の最初の配属先について紹介します。

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配属先の発表

配属先の発表は、自治体によって入庁前・後・研修後など異なります。

私の自治体は入庁初日の4月1日が発表日でした。

当日の朝から”辞令交付式”があり、辞令の紙が交付されました。(新卒も社会人経験者も同じ会場でした)

突然だったので驚きましたが、卒業証書のように一人ずつ辞令が渡され、席に戻って自分の配属先を確認していました。

当然、「うわ、全然希望と違う…」「この部署何するんだろう…?」と会場はざわめいていました。

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配属先の決定方法

その前の2月頃に内定者面談があり、人事担当者からヒアリングを受けました。

聞かれたことは以下です。

・住所(通勤可能な範囲の勤務先にするため)
・車の有無(車通勤可能な勤務先を選択肢に入れるため)
・希望部署(本人の希望を選択肢に入れるため)
・経験、スキル(本人の能力に合った部署を選択肢に入れるため)

他にも家族の状況など色々聞かれましたが、上記が配属先選定で必要な情報なはずです。

希望を告げる機会は後にも先にもここしか無いので、ダメ元でもアピールしておくことが重要です。

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新卒者の最初の配属先

ほとんどが予想外の配属先になる

最初の配属先ですが、ほとんどが自分の希望以外の部署になることを覚悟してください。

新規採用者研修で色んな人と話しましたが、ほぼ希望通りじゃありませんでした。

自治体では華があるイメージの観光・企画・広報といった部署に希望が集中し、福祉系は敬遠されます。

しかし花形部署の新規採用者ポストは数人分しかないので、それが埋まったら残りは別部署になります。

成績・適性はあまり関係ない

私の自治体では試験の成績は関係無さそうでした。

辞令交付式でスピーチをしていた首席と思われる男女2人も、田舎の出先機関に配属されていました。

また、気の弱そうな子が生活保護担当になっていたので、適正も関係なさそうでした。

冴えない感じの人が花形の企画課に配属されたり、体育会系の人が管理系の部署に配属されたりと様々でした。

最初は慣れることに精一杯で活躍は難しい

もし希望の部署にならなかったとしても後悔は不要です。

新卒で公務員になった人は、社会人の生活・文化・仕事に慣れることで精一杯で、自分の得意分野を仕事に活かすことなど無理です。

また、激務の配属先でも、そこでの仕事が当たり前になれば、次の配属先が楽に感じられます。

最初の配属先で公務員人生が決まることは無いので、まずは興味のない部署になっても、次に好きな部署に異動になるかもしれないと思えば楽になります。

その後の配属先

3年もすれば配属先が変わる

もし最初の配属先に不満があっても、地方公務員は異動が3~5年に一度は必ずあります。

私の自治体では最初の配属先は3年までで、その後は嫌でも異動になります。

苦手な部署でも「3年頑張れば変われる」と思って、辛抱すれば良いのです。

また、私の自治体では、新卒者は1度は出先機関での勤務があるようです。(社会人採用者は異なります)

最初の配属先が出先機関のケースが多く、出先機関は本庁よりのんびりしているので、気楽に過ごせる可能性があります。

異動時期や発表方法の詳細は、以下の記事でも紹介しています。

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最初の配属先は出世とは関係ない

多くの自治体では、財政課・秘書課・人事課が出世コースとも言われます。

しかし出世コースに乗るのも、最初の配属先は関係ありません

私の上司で2回も人事課に配属された方も、最初は地味な福祉系の部署でした。

医療・福祉系は激務が多く、それに耐えられたということで評価されたかもしれません。

そうした人気のない部署からでも出世はできるということです。

出世コースに乗るのは大体30代以降なので、最初と2つ目の部署自体は関係なく、本人の頑張り次第です。

社会人採用者の配属先

次に、私のような社会人採用者の配属先についてです。

新卒者との違い

私の自治体では、社会人採用者は出先機関に配属されることはありません

出先機関への配属は、「本庁以外の勤務場所も一度は体験させること」が目的のようで、社会人採用者は「外部勤務地を経験済み」と見なされるようです。

また、施設・備品管理などの事務色の強い部署への配属も少ないようです。

私と同期の配属先

私と社会人採用者同期の配属先は以下のとおりでした。

私(メーカー)…国際課(国際系希望)
A(金融)…医療課(商工系希望)
B(マスコミ)…文化振興課(広報系希望)
C(メーカー)…医療課(商工系希望)
D(コンサル)…福祉課(広報系希望)
E(商社)…商工系(商工系希望)

以上のように、社会人採用でも希望通りの配属先にならなかった方がほとんどでした。

私は海外留学経験もあるため国際系を希望し、幸いにも希望が通りました。

同じく国際課に配属になった新卒の同期も、海外経験有りの方だったので、国際課は経験者が優先されるかもしれません。

同期の次の異動先(3年後)についても、以下記事でも紹介しています。

公務員転職者の異動先の実態(転職後2つ目の配属部署は?)
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多少は経験が考慮される

社会人採用者の先輩方の部署を見ると、前職と関係のある部署に配属されているケースが多かったです。

例えば商工課に配属されている金融出身の方や、広報課に配属されているマスコミ出身の方など多く見かけました。

実際に、商工系のある課では、9割以上が社会人採用者で占めているところもあります。

そのため2回目以降の配属先から前職が考慮されるのかもしれません。

(医療課・福祉課に配属された同期は、わざと最初に公務員らしい仕事を経験させているのではと推測していました)

さいごに

最後に以下にまとめておきます。

【新卒の方】
・最初の配属先は期待外れがほとんど(成績・経験も関係ない)
・最初の配属先は出世にも影響しない
・初年度は慣れるのに精一杯で、部署はほぼ関係ない
・約3年で異動になるので、気にしなくて良い
【社会人採用者】
・同じく、最初の配属先は期待外れがほとんど(前職が関係ない)
・次の異動で経験が考慮された部署になるケースが多い

配属先に不安がある方も多いと思いますが、長い公務員生活における1/10以下の期間しかありません。

そこで辛い経験をしたとしても、次の部署では全然違う世界が広がっているかもしれませんので、深く考え過ぎないことをおススメします。

 

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