公務員転職者の初任給について(民間での職歴は反映される?民間より給料は低い?)

公務員
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民間企業から公務員転職を考えている方で、転職後の給料について心配されている方も多いと思います。

この記事では、公務員転職を実現した私の実際の給料事情についてまとめたいと思います。

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転職者への給与額の提示について

まず私が転職した際に初めて初任給を知ったのは、採用の連絡を受けた後の12月頃に行われた人事部との面談の場でした。

おそらく民間企業への転職の場合でも、正式に採用される前に給与額の提示が行われ、他の転職先の給与と比較してどの企業に行くか決めると思います。

私の自治体でも採用前に給与の提示を受け、採用を受け入れるか考える時間をいただきました。

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民間経験者(転職者)の給与設定について

11月くらいに郵送で採用通知を貰い、人事部との面談があるとのことで、日程を調整してもらい、面談を受けました。

面談対応者は50歳くらいで腰が低く頭の薄いおじさん職員と、30歳くらいの男性担当者の二人でした。

面談開始後は私の希望部署のヒアリングが行われ、次に給与の話になりました。

部署のヒアリングについては比較的明るい雰囲気で話していたのですが、給与の話になると頭の薄い職員が、

「初任給の話なのですが…」

と急に申し訳なさそうに話し始めました。

「(そんなに低い額を提示されるのか…)」

と一瞬身構えて、話を聞きました。

人事担当者から聞いた転職者の給与設定

人事担当者から聞いた話を要約すると、以下の内容でした。

  • 転職者の給与は、元勤務先での勤続年数と同じ年数をその自治体で働いたものとして計算される。
  • 転職でなく通常採用枠で採用された人と同様に、「学部卒」か「院卒」だったかによって給与が変わる。
  • 転職者の給与は通常採用枠で採用された人と同様に、給与はランク表で細かく決まっており、一年ごとに一定のランクが上がって昇給する。(評価が著しく良ければ稀に通常以上にランクが上がることもある)

初任給については、面談前までは、

「転職者の初任給は、20代で初めて公務員になった人と同じなんじゃないか…」

という心配があり、その場合は「憧れの公務員になったものの、30代で子持ちの私はかなり苦しい生活を送ることになるかな…」と心配していました。

しかしそんなことはなく、転職前も公務員として働いていたかのように勤続年数がカウントされるとのことだったので、安心しました。

また昇給制度も通常採用枠の人たちと同じであり、差別が無いということも安心しました。

「学部卒」か「院卒」だったかで給与が変わる点について、私は「学部卒」でしたが、学生時代に交換留学をしていて、そのことを履歴書に書いていました。

すると、採用2ヶ月前くらいに人事担当者から急に電話があり、「今、給与を正式に決めているところなのですが、交換留学をされていましたよね?その証明書があれば給与が変わる可能性があるので、急ぎで提出いただけますか?」と伝えられました。

「(これは生涯賃金が変わるかもしれないチャンスだ…!)」と思い、慌てて卒業した大学に電話して、証明書を発行してもらうために書類のやり取りを行いました。

最終的に苦労して証明書を発行してもらったにも関わらず、「交換留学は給与に影響なし」という結果となり、人事担当者を恨みました…

民間企業での勤続年数約5年の私の給料について

面談の話に戻りますが、上記の説明を受けた後、頭の薄い人事部の職員が申し訳なさそうに印字された紙を見せてきました。

「この紙はまだお渡しすることはできませんが、初任給はこれで、次年度の給料は大体これになります…」

と具体的な数字を提示してきました。

そこには23万円代の月額給与が書いてあり、「やっぱり公務員は民間より少ないな…」と思いましたが、驚くほど低いという感想ではなかったです。

さらに加えて担当者から、「この給与に追加して地域手当も付きます…額としては1万円ちょっとです」と説明されました。

この「地域手当」については公務員以外の方には聞き馴染みがないかもしれませんが、基本給にプラスして支払われる手当です。

地域による物価などの違いを反映して率が決められており、県と市でも率が異なります。(感覚的に県の方が市より率が高いんじゃないか?と思われる方もいるかもしれませんが、逆のケースもあります)

基本給について、私は以前の勤務先では役職がギリギリ付いておらず(あと1年で昇進だった)、社内でも低めの基本給でしたが、それでも25万円代後半は貰っていました。

転職後は年齢も加味されて、「主任」の役職を与えられるそうですが、その役職で月額給与は地域手当も入れて24万円代後半になるので、やはり公務員の給与は大手の民間と比較すると低いとは感じました。

しかし、前職と比較して1万円程度の差なので、私にとってはそれほど問題はありませんでした。

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民間経験者同期の反応について

目の前の人事部担当者を見ると、まだ申し訳なさそうな顔をしていたので、

「給料が目的で転職したわけではないし、覚悟もしていましたので大丈夫ですよ…笑」

と言っておきましたが、それでも尚、「あまり高い給料じゃなくて、すいません…」と謝っていました。

その人事担当者は、この給与提示を何度も経験しているはずですが、それでも伏し目がちになるということは、その給与提示額に衝撃を受ける人や、それを受けて採用を辞退する人もいるからなのでしょう。

私と同じ民間経験者の同期で、私より5歳ほど年上で、転職前は大手勤めで役職も持っていた人もいますが、その同期も

「給与提示のときは正直驚いた。これから生活レベル落とさないといけない」

と話していて、同様の話をする同期も多かったので、年齢が上がるほど給与差が激しく、給与が減ることに落胆する人もいるのかと思います。

しかし、給与の低さに驚いた同期の前職を考えると、比較的年収が高い企業が多い傾向があります。

それ以外の方は私と同様に、「給与が下がった」とは言うものの、それほど深刻には考えていないようなので、結局は元勤務先が「高給取り」の部類に入る企業かどうかだと思います。

ちなみに私の同期の転職した理由のほとんどは、私と同様に「故郷へのUターン」「元勤務先の将来性の不安」といったもので、「元勤務先の給料に対しての不満」を挙げている人はいませんでした。

そして、給料が下がることを覚悟していた人がほとんどだったので、その現実に悲観しているものの、「仕方ないか」とほとんどの同期が納得しているようでした。

まとめ:高給を期待して公務員転職を考えないこと

以上のように、公務員に転職しても給料が下がるのがほとんどであるため、転職を考え中の方は給料を期待しない方が良いです。

しかし私が公務員転職を志望した理由でもある、「故郷へのUターンの実現」や「マイホーム購入の夢」、「会社の経営状況を心配する必要のなさ」など、給料以外の魅力は間違いなくあります。

そもそも「出世欲」や「高年収願望」を持っている人が公務員を目指すことはないと思いますが、これから転職を目指す人の参考に少しでもなればと思い、記事をまとめました。

次の記事では、給料とも関係する公務員の残業事情についても紹介したいと思います。

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