公務員転職後の初回研修について(社会人経験者向けの研修がある?新卒の子たちと一緒に受ける?)

公務員
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「もし公務員に転職したら、まず研修を受けるのかな?」

こんな疑問を持つ公務員転職希望者は多いと思いますが、この記事では民間企業から地方公務員に転職した私が、採用後に受けた新規採用職員研修についてまとめます。

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研修について

4/1に事例交付式に参加した後、オリエンテーションがありました。

そこで、これから新規採用職員が受ける研修についての案内ありました。

どういうものかというと、新規採用職員を数グループに分けて、それぞれ一週間ごとに研修所に泊まって研修を受けるというものでした。

そしてグループ分けを見ると、私のような転職者も新卒者たちと同じ研修を受けることがわかりました。

「20代の子たち白い目で見られるんじゃないか」

「若い子の輪に入れず孤独な宿泊研修になるだろうな」

と様々な不安がよぎりましたが、他の10人弱の社会人経験者の同期も同じグループだったので、「同期たちと上手くやっていこう。。」と決意しました。

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研修を受けるまで

研修は4月末にあり、それまでは自分が配属されることになった部署での仕事が早速始めました。

4/1にオリエンテーションを受けただけだったので、正直、「研修も受けさせずにいきなり配属させるの??」と驚きました。

というのも、まだ研修すら受けていないので、自治体の中の組織構成もわからないのはもちろんのこと、所内の地図やイントラシステム、勤怠処理方法など、仕事を始める以前に分からないことが多すぎたからです。

何も宿泊研修をすぐにやらせろとは言いませんが、最初の1週間くらいはオリエンテーションの週として職場の基礎的なことを教わる期間があっても良かったと思います。

そのため、早速配属された職場でも、仕事のやり方以前のことを聞くことが多く、「ああ、まだ研修受けてないからわからないよね」と度々同情されていました。

この状況は、私のような社会人経験者だけでなく、新卒の子も同じだったようで、皆が揃って「なんで最初に研修をしてくれないんだろう?」と人事部への文句を口にしていました。

なんとなく、"公務員は新人教育や研修がしっかりしているイメージ”だったので、これは意外でした。

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研修スタート

人事部のやり方に不満を募らせつつも日々が過ぎて、とうとう4月末になりました。

研修前になると、オリエンテーションの際に研修グループは発表されていたため、予め“社会人経験者も新卒の子たちと一緒に研修を受ける”ということがわかっていたものの、

「今更20代の子たちと宿泊研修を受けるのか。。」

「そもそも30代のおっさんが宿泊して研修を受ける必要があるのか」

という気持ちが強くなってきました。

同じ社会人経験者である同期とライングループで連絡を取って、「宿泊って面倒ですよね」とやり取りしました。

すると何人かは「上司の許可を得て宿泊無しにしてもらった」という話を聞きました。

確かに研修の連絡で、「原則、宿泊とするが、やむを得ない場合は上司の許可を得れば…」と書いてあり、同期は「子供の送迎があるから」といった理由を説明したとのこと出した。

「確かに上司に相談すれば、社会人経験者の私が宿泊研修を受けたくないことくらい察してくれたか…」

と後悔するにも遅すぎたので、宿泊道具を抱えて研修施設へ出発しました。

研修内容について

研修内容については、以下のようなものでした。

①自治体の概要・業務説明(講義形式)

自治体の各課に所属している現役職員(係長級)が講師となり、講義を行ってくれました。

自治体の統計データについては統計課、議会に関することは議会運営課、お金に関することは会計課、税金に関することは税務課といった具合に説明を受け、なんとなく自治体内の仕事のイメージがつきました。

「まずこの研修を受けてから部署に配属させろよ…」と人事部に対する不安は増幅しましたが。。

そして、議会や税金の講義を受けていると学校で社会の授業を受けているような気持ちになりました。

以前メーカーに勤めていたときは自社製品や他社製品の研修をひたすら受けていましたが、公務員は社会全般のことを知っていないといけないんだなと改めて感じました。

また、新卒の子たちの中には必死にメモを取って聞いている人もいて、自分が民間企業で研修を受けたときの懐かしい思い出が蘇りました。

「あのときは必死にメモを取っていたけど、そのメモを読み返すことなんて全く無かったなぁ…」なんて考えると、急にメモを取る気が失せて、話を聞くことだけに集中していました。

②新社会人のマナーや仕事の進め方(講義&グループワーク形式)

次に外部の人材育成会社から講師を招いた講義とグループワークの研修を受けました。

この研修が、「新卒の子たちに混じって名刺交換のやり方から練習するんじゃなかろうか…」と一番億劫に感じていたものでした。

講義が始まると、案の定、名刺交換や電話応対の仕方についての講義でしたが、名刺交換の実演はありませんでした。(公務員はそんなに名刺交換の頻度がないのだろうと勝手に解釈しました)

そして電話の受け答えなどのクイズをグループで解くこともありました。

これがやってみると意外に面白く、社会人経験を積んでいた私でも知らなかったフレーズなどもあり、「職場に戻ったら使おう」と思うこともありました。

「そういえば社会人経験を何年か積むと、言葉遣いで注意してくれる人もいなくなるよな」

なんて考えると、自分の言葉遣いを見直す良い機会になったと思います。

グループワークになり、仕事の進め方に関するクイズをみんなで考えるワークがありましたが、さすがに30代で社会人経験をしている私はすぐに答えがわかりました。

しかしすぐに答えを発表すると新卒の子たちのためにならないため、常に議論の終盤までは黙っていました。

30代のおっさんが答えを知っているのは当たり前ですが、必死に議論する新卒の子たちを見て、大人気ないですが優越感を感じてしまっていました…笑

しかし各自で問題を解いて答え合せをする際に、たまに間違えてしまうこともあり、その時は誰にもバレないように間違った答えをコソッと消していました…

③公務員として身につけておくべき倫理や人権に関する講義

この講義はグループワークが無かったため退屈でした。

まるで中学校の道徳の授業を受けているかのようでした。

民間企業での研修ではそんな講義を受けることはまず無かったため、「公務員ならではだなぁ」と感じました。

宿泊研修施設での夜の過ごし方

研修は毎日17時ぴったりに終わって、その後は夕食と自由な時間になります。

「同期と飲みにでも行こうか」と考えましたが、私が所属する自治体の研修施設は人里離れた山の中にあり、近場には店が何もありませんでした。

新卒の子たちは若者らしく友達を作り、車で来た人と一緒に遠方のコンビニまで酒を買いに行き、食堂で飲み会をしたりしていました。

その中に混ざりたいところでしたが、自分が新入社員で研修を受けていた頃を思い出して、

「あのときに30代の転職枠で入ってきたおっさんたちと仲良くなりたいとは決して思わなかったな」

と考えて、自分からは関わらないようにしていました。

同じ社会経験者の同期とそれを話すと、皆が納得し、「おっさん達は目立たずに、新卒の子たちに迷惑をかけずにいよう(笑)」ということで一致しました。

そんな自虐ネタを話しながら食堂で語り合うと、妙な連帯感も生まれてきて、楽しい時間を過ごせました。

社会人経験者枠という狭き門をくぐってきた人達ということもあり、同期は色んな経歴を持った人がいて、昔話を聞くだけでも時間が潰れました。

またみんな知識豊富だったため、改めて今後の公務員生活に対するモチベーションが高まりました。

当初は「マイノリティーの転職者として肩身の狭い思いをするだろうな」と心配していた研修でしたが、かえって同期との絆が深まり、結果的には思い出になる1週間になったと思います。

まとめ

以上が公務員になって初めて受けた研修のまとめです。

採用前は社会人経験者は新卒の子たちとは別の研修を受けるかと思っていましたが、効率化の観点から一緒の研修を受けるパターンが多いのではないでしょうか。(4/1採用なら尚更)

また、宿泊研修が嫌であれば、転職者ということで配慮してくれるはずなので、条件が気に入らなければ一度上司と相談してみると良いと思います。

そして年増な転職者にとって、同じ採用枠で入ってきた同期は心強い友になるだろうと思います。

これはあくまで私の所属する自治体の話ですが、これから公務員に転職する人にとって、転職後の生活の参考になればと思い、記事にしました。

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