ハウスメーカー選びの体験談〜モデルハウス巡り【前編】〜

ハウスメーカー
スポンサーリンク

公務員転職後、すぐにマイホーム購入について考え始め、手始めに住宅展示場に行くことにしました。

当時は「暇つぶしにでも行ってみようかな」という感覚でしたが、実際に行ってみるとトントン拍子に話が進んでマイホーム購入までに至ったような気がします。

この記事では、マイホーム購入の最初のステップであるハウスメーカー選びについて実体験をまとめます。

スポンサーリンク

住宅展示場巡りについて

転職後、何気なく妻と「公務員になって転勤も無くなったから、マイホーム買えるね」なんて気楽に話していると、話の流れから「冷やかしで住宅展示場に行ってみようか」ということになりました。

調べてみると、家の近所に新しめな住宅展示場なるものがありましたが、どうやって見学するかもわかりませんでした。

「とりあえず1番見た目がカッコいいと思うモデルハウスに行ってみようか。予約しなくても見るだけだからいいでしょ」

ということで、とりあえず外観が1番オシャレなモデルハウスにアポなしで行くことにしました。

①地場のハウスメーカー

まず展示場のHPを見て、外観が真っ黒で、木目のデザインも入ったモダンな感じのモデルハウスに決めました。

アポなしでモデルハウスを訪れると、入ってすぐの広い土間にコーヒーの香りが漂うバーカウンターがあり、「これが家?」なんて思っていると、奥から黒ジャケットにジーパンを履いた小洒落た40代前半の営業の方が出てきました。

地場の無名メーカーということで、社員含め小洒落た雰囲気を醸し出すことで、ほかの有名ハウスメーカーとの差別化を図る企業努力が垣間見えました。

まずは営業の方から、「こちらの用紙に記入を」と促され、カウンターで名前や住所、電話番号などを記入しました。

この情報を書いたことにより、後日ポストにDMが入れられたり、直接営業の方から電話がかかってくることになりました。

その後、モデルハウスの中を案内されながら、

「なぜうちを見学先に選んだんですか?」

「土地はお持ちですか?」

「いつ家を建てる予定ですか?」

などの質問に答えつつ、内装を見学していました。

モデルハウス見学時に見るところ

内装は広い吹き抜けアイアン手すりのがついた木目オープンステア勾配天井の寝室など、初めて見るものばかりで、家探し素人の私は驚くばかりでした。

しかし初めての見学で、どこを注意して見るべきかわからない中、「(来たからには何かリアクションしなきゃ…)」という思いに駆られ、

「この物干しオシャレですね」

「このシュガーポット可愛いな〜」

「最近のトイレってこんなにスタイリッシュなんだ」

といった具合に、妻と一緒に直感的に感じたことを口にしていました。

しかし今振り返ると、物干しもシュガーポットも市販のもので、トイレもTOTO製だったので、そのハウスメーカー自体の長所ではなかったです。

唯一ハウスメーカーを褒めた点は、寝室の天井が斜めになっていた点でしたが、

「この天井オシャレですね〜」

営業「視覚効果で部屋が広く見えるんですよ」

「この部屋すごく憧れます。ちなみに他のハウスメーカーはできないんですか?」

営業「いえ、他社もできます…」

といった残念な会話で終わりました。

見学一軒目だったので、内装の見るポイントがわからなかったのは、まあ仕方がないことかなとは思います。

他社と比べたアピールポイント

一通り見学した後に、営業の方からそのハウスメーカーの強みについて説明を受けました。

営業「一条工務店って知ってますか?うちはそこと同じレベルの高気密、高断熱の家を建てているんです」

という説明を受け、どうも気密性が高いと、例えば冬に暖かい空気が家の中から外に漏れにくく、断熱性が高いと、暖かい温度を維持できるということを知りました。

営業「それらの性能はC値とQ値で表され、うちは一条工務店レベルの値を出しています。しかも一件一件きちんと測定しているメーカーは非常に珍しいんです

と説明し、高い性能を維持していることもアピールしていました。

「(ちょくちょく出てくる一条工務店って何者?)」と思いつつも、家づくりに誠実な姿勢は伝わりました。

さらに営業の方は、

「日本の住宅は海外の住宅と比べると“犬小屋”と揶揄されるほど、隙間だらけでスカスカなところが多いんです。」

と言っていました。

それを聞き、私が学生時代にヨーロッパに留学していた時のことを思い出しました。

国名を言った時点で「寒かったでしょ?」と言われるくらいの国に留学していましたが、どの建物も室内は暖房がなくても一定の気温を維持していて暖かかったのです。

そのおかげで寒かったという印象はあまり残らず、家づくりの違いに驚かされました。

その経験があったため、営業の方の説明は納得ができ、“犬小屋”というワードがずっと頭に残りました。

「(オシャレさと性能を両立した家なんて完璧だな。でも、とりあえず他のメーカーも見てみないと…)」と考えていると、早速次の面会の話に持っていかれました。

営業「今度、”住宅ローンの説明会”を行うので、どうぞ気楽に参加してください。別のメーカーは最初に職業や年収を聞いてきますが、うちはそんなことせずに、ゆっくりお客様と時間をとって打ち合わせしていくスタンスです。ちなみにこの日の都合はどうですか?」

とスムーズに次のアポイントを入れられ、住宅ローンのこともあまり勉強していなかったため、とりあえず説明会に参加することにしました。

②住友林業

1軒目の見学ですでに1時間以上費やし、子供も疲れモードでしたが、せっかく住宅展示場に来たということで2軒目に行くことにしました。

すぐそばに”住友林業”のモデルハウスがあり、「とりあえず有名どころも行っておくか」という気持ちで、中に入りました。

1軒目と同様に受付で連絡先などを書くよう促され、見学スタートしました。

奥から出てきた営業マンは、さっきとは打って変わって、スーツを着たベテラン風で喋りも達者そうな50代のおじさんでした。

見学したときの印象

1軒見学したものの、結局どのポイントを見れば良いのかよくわからないままでした。

「結局、詳しいとこはわからないから、雰囲気で気にいるか気に入らないかを決めよう」ということにし、詳細ではなく全体を見るようにしました。

すると、住友林業はその名の通り、木をふんだんに使った内装で、自然な温かみが存分に感じられて、自分に合っているかもと思いました。

また、和室に段差があり(小上がり)、床材や設備の木目も自然なもので、妻も雰囲気を気に入っていました。

自分は白や黒といったクールな内装より、木目調のナチュラルな雰囲気が好きなんだなと、自分の嗜好が掴めたような気がしました。

内装見学後の打ち合わせ

ベテランの営業さんだったので話も上手く、「どこに住んでいるか」という話から「職業や勤続年数」の話に自然と持っていかれました。

1軒目のときは、すぐに職業や年収の話にならなかったため、営業スタンスが違うのでしょう。

また、私が30代前半だったので、営業の方としては「うちで建てられるだけの貯金と信用能力があるのか? 」が気になったのかもしれません。

しかし私が公務員であることを言うと安心したようで、「それならローンの心配も無いですね。最優遇金利で借りられますよ」と露骨に言われました。

ちなみに前の勤務先は経営難でニュースに度々取り上げられており、それでも当時マイホームを買った同僚は「よく銀行の審査通ったね」なんて冗談を言われていました。

それを思い出し、「転職してなかったら今頃、苦労したんだろうなぁ」としみじみと思いました。

土地探しの苦労

土地が無いため土地探しからスタートであることを伝え、希望する地域や駅までの距離などの条件を伝えました。

すると全体の予算を聞かれ、予め調べておいたマイホーム+土地の平均額も意識して「4,000万円以外くらい…」と答えました。

すると営業の方が苦笑いしながら、「ちょっとそれは厳しいかもしれませんね…笑」と言われました。

営業曰く、私が希望する地域はすべて人気で、人口も増えているため土地が余っておらず、価格も昂奮しているとのこと。

優良物件が出てもすぐに売り切れ、土地探しで1年以上費やしている人もいるので、ある程度妥協することも大事とのことです。

営業「一旦、参考として条件に合う物件を持ってきますね」

と言われ、営業の方が席を外し、土地情報をプリントアウトしたものをいくつか持ってきました。

しかし、案の定、条件が合う物件はいずれも予算オーバーで、予算内の物件も訳ありすぎて妥協できないものばかりでした。

「これが現実か…」と打ちのめされ、しばらくして貯金が貯まってなら出直した方が良いのかと考えていたところ、

営業「予算についてもう一度考え直すために、一度、今度うちと契約してるファイナンシャルプランナーと相談しませんか?」

と提案を受けました。

ファイナンシャルプランナーであれば今後の家計の収支をシミュレーションできるので、もしかしたら考えていると予算の金額がもっと上がるかもしれないとのことでした。

さらに「相談は無料」という言葉に後押しされ、二つ返事で受けることにしました。

営業「土地については、急に出てくることもあるので、並行して探しておきますね」

と言われ、その日の打ち合わせを終えました。

スポンサーリンク

まとめ

以上が、私のモデルハウス2軒分の体験談です。

当然ながら初めての体験で、どのようなステップでハウスメーカーを決めれば良いのかわからない中でしたが、以下のことを学べました。

  • モデルハウスは遠慮なく見学しに行ってよい。(営業の方は一件でも多くの契約を欲しがっているので、常にウェルカム状態。でも土日は予約した方がスムーズかも)
  • 一度見学すると、二度目の打ち合わせに必ず繋げられる。(営業の方は他所に契約を取られないよう必死でアプローチしてきます。合わないメーカーを断る自信が無い人は、何件もモデルハウスを回ると疲れるかも)
  • マイホームに詳しくなければ、フィーリングでハウスメーカーを選別すべし。(初めての見学はどこを見ればよいかなんてわからないので、自分の好みを探る見学と割り切ればよい)
  • 無料のファイナンシャルプランナーへの相談はすべし。(後の記事にまとめますが、営業の方でなく中立的なプロからローンのアドバイスを受けると、現実的な予算が見えてきて、不安も解消されます)

次の記事は、この記事で書ききれなかった別の2社のモデルハウス見学についてまとめたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました