ハウスメーカー選びの体験談〜モデルハウス巡り【後編】〜

ハウスメーカー
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前の記事に続いて、ハウスメーカー選びでモデルハウスを見学した2社についてまとめます。

私がハウスメーカー決定までに見学した4社のうちの後半の2社となります。

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ミサワホーム

初日は、地場のメーカー住友林業の2社を回り、子供も途中で飽きたり、初めて聞く話ばかりを聴いて、クタクタに疲れました

1日2社が限界かなと感じて、別の日にもう一社回ることにしました。

とりあえず住宅展示場にあった名前を聞いたことのあるメーカーとして、“ミサワホーム”を選びました。

モデルハウス見学

見学3軒目となると慣れてきて、モデルハウスに入ってすぐ①受付で用紙に個人情報を記入→②営業担当が迎えにくるという流れが飲み込めていました。

しかしその日は割と賑わっていたため、営業マンがつかずに見学することになりました。

営業マンがいると「何かリアクションしなきゃ」と勝手にプレッシャーを感じてしまう私たち家族にとって、とても気楽でした。

ミサワホームの”蔵”について

見学をしてまず印象に残ったのが、ミサワホーム特有の”蔵”でした。

蔵とは、天井の低い(1.4mとか)部屋のことであり、腰を屈めて入る収納部屋として主に使われます。

初めて見た空間だったので、「(良い意味で)変わってるな〜」と興味を惹かれました。

また蔵は容積率(土地における床面積の制限)にも含まれないため、狭い土地でも収納が増やせるということでした。

さらに子供は屈まずに入ることができ、いつもと違う天井の低さに隠れ家と思ったのか、興奮気味ではしゃいでいました。

また、天井の低い部屋が一階にあることで、その上に中2階(2.5階)というものができ、通常の2階も加えると3フロアできることになるため、家の中の構造に立体感が生まれます。

そのため、素人ながら「凝った家」という第一印象を受けました。

それ以前に見たメーカー2社は、こういった「目に見える特徴」というものが無かったように思えたので、即座に魅力に惹かれていきました。

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他社を貶めない営業担当者(営業マンの鑑)

しばらく家族だけで気楽に見学していると、手が空いたのか30代後半くらいの細身の営業マンが出てきました。

年齢も30代後半とそこまで離れておらず、物腰も柔らかく押し売りしない感じの印象で、落ち着いて話ができました。

「他のメーカーさんも見られたんですか?」と聞かれたで、正直に「住友林業に行きました」答えると、

営業「私もあそこの木材の感じが暖かくて好きですね。憧れます」

と予想外に他社を褒めるような言葉をサラッと言い放ちました。

その瞬間、「他社を悪く言わないなんて、なんて素晴らしい方なんだ…!」とミサワホームの株が一気に上がりました。

少なくとも、一つ前の住友林業のガツガツ系ベテラン営業マンであれば絶対に言わないであろう言葉でした。

夫婦で「あの営業さんは落ち着いていて、頼り甲斐あるからいいね!」と話し、無意識にミサワホームの評価がグッと上がっていました。

しけし冷静に考えた時に、「そういえば前職のメーカーにて営業研修を受けた時に、他社を貶すと自分の価値も落とすことがあるので、逆に褒めるのもテクニック」と習ったことを思い出しました。

確かに、販売店で接客をしたときに
「うちの商品は〇〇のところが他社より優れています。けど、他社さんも△△の点ではとても良いですよ。両方良いところがあるので、じっくり見られて決めてください」

と接客すると、お客さんが自分を信用してくれて、販売に繋がったという経験を思い出しました。

ミサワホームの営業マンも、おそらく何度も接客を繰り返すうちに、他社を褒めて自分の信頼を得るというテクニックを身につけたのでしょう。

我に帰り、「(こんなことで、一生に一回の買い物の選択をしてはダメだ…)」と冷静になり、ミサワホームに即断するのはやめようと考え直した出来事でした。

メーカーの分譲地

ミサワホームの魅力もわかったところで、苦戦している土地探しに関する話になりました。

するとすぐに、営業担当から「実はウチが巨大分譲地を持っていまして、そこだとお客様の条件に合うと思います」と良い話がでてきました。

住友林業には「お客様の条件だとかなり難しいですよ…」と言われた後のことだったため、急に希望の光が見えてきました。

どうもメーカーによっては分譲地を持っていて、そのメーカーでしか建てられない縛りはあるものの、土地代が安かったり条件の良い物件があるそうです。

ミサワホームの分譲地も駅近で予算内のため条件は良かったものの、馴染みのない路線沿いの土地だったため、「とりあえず今度見に行ってみます!」と答えました。

営業「もしかしたら売り切れる可能性もあるので、お早めに見に行かれることをお勧めします」

と定番の営業文句を貰い、話を終えました。

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一条工務店

モデルハウス見学4軒目(最後)です。

一条工務店については、CMや広告がないため、知らない人も多いと思います。

私も当初は知らず、「”工務店”って作業服来た人がいそう」「ロゴを見たら見たことある気はするけどパッとした印象はない」といったイメージでした。

しかしなぜ見学したかというと、近所の集合住宅展示場内にモデルハウスがあったということと、1軒目の地場のハウスメーカーとの商談において、

「一条工務店は行かれました?」

「一条工務店と同等レベルの…」

「性能は一条工務店並みです」

と何かにつけて名前を連呼していたのが気になったからです。

モデルハウスの外観を見ても、どシンプルな白いタイル貼りで好みではなかったものの、とりあえず見学してみることにしました。

入ってすぐ受付用紙に記入すると、明らかに自分より年下で20代くらいの営業マンが出てきて、見学がスタートしました。

超性能重視の家

見学した最初の印象は、「白基調でやたら清潔感のある家だな」というものでした。

そして、住友林業のようなインテリアに木目が多いわけでもなく、ミサワホームの蔵のような変わった仕掛けもなく、いまいち特徴に欠ける真面目な家だなとも思いました。

これといって特徴的なものもなかったため、「う〜ん、来なくても良かったか?」と感じつつ、別室に行くと、一条工務店の家の説明パネルが置かれた空間に案内されました。

そこから徐々に魅力に惹かれていくことになります。

まず営業の方から、「当社は『家は、性能』と言っているだけあって、性能重視の家なんです」と研修で習ったことを披露するかのような説明が始まりました。

高気密・高断熱が売りで、業界内でもかなり上位に位置しています。夏でも冬でも快適に室内で暮らせますし、エアコンの費用も抑えられるので、生涯コストもお得なんです」

と言って、実際に分厚い発泡スチロールのような断熱材や、3枚構造になった断熱ガラスを見せられました。

私は以前、2階建てのコーポの2階に住んでいて、その際に夏は暑く冬は寒いという過酷な環境を味わっていたので、室内が快適というのは魅力でした。

そしてドケチな私にとって、「生涯コストが安い」という点にも魅力を感じました。

確かに安くて性能の良くない家に住むと四六時中エアコンをかけてお金がかかるし、体にも悪いでしょう。

そしてコストの話になると、

営業「最近の外壁はサイディングが多いですが、10年でメンテが必要となり数10万円かかります。一方、当社はタイルを使っているので、30年はメンテ不要なんです」

と実際のタイルを見せられて説明を受けました。
「(家って維持費がかかるのか。。)」と思いながらも、性能が良い家=生涯コストが低い家という概念に大きく感心しました。

土地探しに100万円?!

一通り説明が終わって、商談となりました。

まずは一条工務店が持っている分譲地を紹介されましたが、いずれも駅から遠く、希望には合いませんでした。

そこで他のハウスメーカーのように土地探しから手伝ってもらえないか聞くと、

営業「土地探しの協力は可能ですが、うちの場合は仮契約をして100万円入金頂いてからになります」

と言われ、驚きました。

「(タダでやってくれるんじゃないの?!」と内心思いましたが、続けて

営業「入金するといっても、もし結果的に希望の土地が見つからなかった場合は返金しますので」

という話を聞き、安心しました。

確かに、土地探しもハウスメーカーにとっては多大な労力がかかるので、客側もある程度の覚悟を持ってお願いするべきということなのだろうとは納得しました。

当然ながら100万円を払う決断はできない話をすると、「次はうちの工場を見学してみませんか?」と提案を受けました。

何でも一条工務店の工場見学は有名らしく、性能の良さが目で見てわかるとのこと。

工場見学は未体験だったので、マイホームの勉強がてらせっかくなら行ってみようということで、日程を決めました。

まとめ

以上が私の各モデルハウス見学の体験談です。

最終的に見学したハウスメーカーはこの4社のみでしたが、私的には十分だったかなと思います。

このモデルハウス見学を通して学んだ内容は以下です。

  • モデルハウス見学は3軒目からが本番(1軒目の見学は右も左もわからず、2軒目の見学で自分の視点が掴めてきます。そして3軒目でようやくメーカーごとの違いが何となく掴めてくるので、最低3軒目は見学することをお勧めします)
  • ハウスメーカーを営業担当の良し悪しで選ぶのはナンセンス(マイホームメーカーを決める上で、決め手が「営業担当との相性が良かったので」と言う人もいますが、所詮その営業との関係なんて家が完成するまでです。完成してからはその家と一生暮らすことになるので、営業担当の良し悪しより、家の良し悪しでメーカーを選ぶべきです)
  • 土地に惹かれてハウスメーカーを即断するべからず(私のように土地探しに困っていると、良い物件を持っているハウスメーカーの営業担当から「早く買わないと売れてしまって後悔することになりますよ」と言われ、本当に気に入っていないメーカーと契約してしまうこともあります。土地探しで1年費やす方もいるくらいなので、マイホーム素人の場合は焦って目先の土地に飛びついたりせず、ゆっくり時間をかけて土地選びに挑むことをオススメします)

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