公務員が得意とすべき教科は?国・数・理・社・英のどれが得意な人が向いているのか?

公務員
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学校で習う教科のうち、公務員が得意とすべき教科は何でしょうか?

結論からいうと、私は「国語」だと思います。

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公文書作成

公務員は依頼文や通知文といった文書をよく作成しますが、その際に文章作成能力が必要になってきます。

大体は過年度の文書や類似文書をコピーするケースが多いですが、その年度に新たに加わった内容については新たな文章を作成する必要する必要があります。

そして文章作成にあたっては、不特定多数の人が理解でき、勘違いを一切生じさせることのない完璧な文章の作成が必要です。

私も入庁して多くの文書を作成しましたが、同僚や上司からたくさんの修正を受けて完成させることが何度もありました。

文書を作成する際、作成者自身は内容をあらかじめ知っており、その上で文章で表現するため、どうしても気づかない漏れなどが必ず発生します。

もちろん、文書作成後は頭を真っ白にして、初めて文書を読む人の気持ちになって読み返し、足りない情報の追加やわかりづらい表現の修正を行いますが、どうしても完璧にはできないものです。

一方で不完全な内容のまま提出してしまえば、不特定多数の人が理解できないor勘違いすることとなり、かえって問い合わせの連絡が殺到したり、勘違いで行動した方々への謝罪を行わなければならないからです。

そういったことを防ぐためにも、文書を発行する際は起案して、係の同僚や上司に回覧して確認してもらうという作業が公務員には必要なのだとも感じています。

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挨拶文の作成

皆さんも地方自治体関連のイベントなどで、知事や市長など(以下、首長と言います)が登壇して初めの挨拶などを行っているシーンをよく見ると思います。

私は公務員になって初めて知ったのですが、それらは予め「挨拶文」というものが準備されていて、それをそのまま読んでいるorアレンジして読んでいるのがほとんどなのです。

私はてっきり、首長が考えた言葉であると思っていたのですが、そうではなく、予めその事業を所管する課が「挨拶文」を作成し、イベント前に首長にその渡して説明を行うのです。

それを公務員の世界では「レク」(レクチャーの略)と言います。

確かに普通に考えると、地方自治体はたくさんの事業を行っており、そのすべての詳細を首長が把握しておくのは困難であり、かといって首長の記憶力だけで内容の薄い挨拶をしてしまうとイベントが引き締まらないでしょう。

また、首長名で出すレターなども同様に、対象事業の所管課が文章を作成して、首長の確認を受けて相手方に送付します。

ただ、それもモノによっては秘書課の確認だけで送付するものや、所管課の管理職の確認だけで送付するものなど様々です。

一方で、「挨拶文」無しで、自分の言葉で挨拶を行う首長もいるとは思います。(それでもさすがに事前レクは受けるとは思いますが)

ちなみに私の所属する地方自治体の首長は、ほぼほぼ予め用意された「挨拶文」のとおり、もしくはすべて暗記できずに一部を言い忘れて挨拶をするタイプの方です。。

 

前置きが長くなりましたが、この「挨拶文」を用意するにも、文章作成能力が必要とされます。

特に「挨拶文」は前年度と全く同じ内容にすると、「これ去年も言ってなかった?」と思われかねませんので、多少なりアレンジする必要があります。

その際に、語彙力や要約力、表現力といった文章能力が必要となってくるのです。

さらに、その「挨拶文」作成のネタ探しをするためにも、日頃から新聞やニュースなどを確認し、中央政府の動きや経済の動きなど多くの情報をインプットしておく必要があるため、活字に慣れておくということは極めて重要かと思います。

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まとめ

国語以外にも、過去の歴史や政策を知る上での社会、予算検討や統計調査のための数学、今後の外国人移民に対応するための英語も公務員には必要かと思います。

しかし、どの場面においても国語能力が一番基礎を支えるものだと個人的に思います。

前述した「挨拶文」については、イベントなどが特にない部署だと作成する機会はないですが、「公文書」はどの部署でも作るはずですし、HP上でのプレスリリースなども含め自治体が情報を発信する以上は文章作成は避けられません。

ただ、国語が苦手だからと言って公務員に向いていないと考える必要はないかと思います。

公文書にしろ挨拶文にしろ、ある程度は型が決まっているため、慣れてくればそれに当てはめるのが仕事になるからです。

一方で、公務員の転職試験の際には小論文試験や面接があるかと思います。

特に、小論文は民間経験者採用検討の際の比較的重要なファクターとなると考えられるため、もし文章を書くのが苦手という方は、せめて予め想定問題とそれに対するネタを考えておく必要があるとは思います。

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