【必見!】民間企業から公務員に転職して後悔したこと5選(公務員志望者向け)

ストレス
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公務員転職を目指す方で、その選択が正解なのか悩んでいる人も多いでしょう。

私もかつてはその一人でしたが、民間企業で5年以上働いてから、県庁の”社会人採用枠”の試験に合格し、もう5年以上公務員として働いています。

この記事では、そんな私の体験談を基に、公務員になって後悔したことをまとめています。

”公務員転職で悩んでいる人”だけでなく”民間か公務員どちらに就職するか悩んでいる人”参考いただければと思います。

 

私の経歴(大手メーカー→地方公務員)

私は地方大学を卒業後、大手メーカーの総合職として5年以上働きました。

しかし、会社の経営難(人員・給与カット)・将来性の無さ・地元への愛着から公務員転職を決意しました。

地元に近い2つ自治体の社会人採用試験を受けて、幸運にも両方に合格し、現在、地方公務員として働いています。

そんな私が公務員になって後悔したことを紹介します。

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①年収が大幅に減る

私の同期(転職者)全員が口を揃えて言いますが、年収が減りました。

これは、基本給・ボーナス・残業代すべてが下がったためです。

なんと年収が100万円ダウン!

30代前半で公務員に転職しましたが、具体的にどのくらい年収が下がったかは以下のとおりです。

  民間企業時代
(転職前)
公務員時代
(転職後)
年収
(30代)
600万円台 500万円台

ご覧のとおり、約100万円下がりました

また転職1年目は夏のボーナスもわずかしか支給されず、さらに前年の民間企業時代の給与から算出された多額の住民税が引かれ、手取りはかなり少なかったです。

年齢が上がると年収半減!?

元自動車メーカーにいた40代の先輩は「年収が半分になった」とも言っていました。

それは極端な例ですが、ほぼ民間経験者全員が給料が下がったと言います。

それは、公務員転職者は大手企業出身者が多く、平均以上の給料を貰っていたことも一因でしょう。

もし年収の変化が気になる方は、ネット上で「地方自治体名+年収」と調べればすぐに出てきますので確認してみてください。

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②頑張りが評価されない

公務員は例え良い仕事をしても、急にボーナスが上がったり昇進が早まることはなかなかありません。

超保守的な評価制度&年功序列

私の地方自治体の評価制度では、上からS・A・B・C・Dで評価されますが、ほとんどの人が真ん中のB評価です。

私はこれまで真ん中のBしか貰ったことがなく、勤続年数が長い同僚からも「ほぼBだから期待しない方がいいよ」と言われました。

また年功序列が基本のため、例え実績を上げても昇進が早まることはそうありません。

実力主義の民間企業

元勤務先では、業績評価が露骨にボーナスに反映されていました。

実際にボーナスが標準の1.5~2倍に増えた時期もありました。

昇進も能力がある人は早く、30代で部長になってバリバリ活躍する人もいました。

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③サービス残業が多い

私の場合、残業自体は民間時代の方が多かったですが、公務員になってからはサービス残業が増えました

地方自治体では部署ごとに残業の予算も決まっているため、「残業するのは自分の仕事が遅いせい」と考えて、残業を申請せずに残っている人も多いです。

大手企業は勤怠管理が厳しい

民間企業時代は、勤怠管理システムで厳しく管理されていたため、サービス残業はゼロでした。

毎日出退勤のたびに出退勤ボタンを押して、パソコンのON/OFも管理されていました。

もし退勤ボタンをこっそり早めに押してサービス残業をしたら、翌日に総務部から退勤時間とパソコンOFF時間のギャップについて管理職に問い合わせが来るシステムでした。

また労働組合が定時になるとサービス残業していないか定期的に見回りにも来ていました。

というのも、大企業ほど労働基準監督署が目を光らせていて、もしサービス残業が発覚すると一定期間の残業禁止といった命令を受けるからでした。

一方、地方自治体は労基に監視されておらず、私の自治体では勤怠管理システム自体もあってないようなものなのでサービス残業が横行しています。

④仕事のやりがいが無い

公務員の仕事はルーチンワークがほとんどで、やりがいを持ちにくいです。

その理由は、基本的に新しいことをしないからです。

前年踏襲主義

公務員の仕事の進め方は、前年度の事績を見てそのとおりに進めるパターンです。

敢えて新しいことにチャレンジしようものなら、厳しいチェックを受けることになります。

コスト削減のために新しい業者を選んだとしても、その会社の規模や信用度合いを厳しくチェックされるため、余計な仕事が増えます。

そのため、無難に仕事を進めるようになり、仕事のやりがいが失われていきます。

変化とチャレンジの民間

民間企業の場合、顧客と競合他社がいる限り常に新しいものを求めます。

良い変化を生み続けなければ市場価値がなくなって、淘汰されてしまうからです。

特に私がいたメーカーという業界は、新技術開発・コストカット・品質向上・リードタイム短縮など色んな革新を求められてきました。

それにより社内で業務提案やシステム改善が生まれ、それが個人の業績評価にも繋がりました。

公務員の仕事では改善が不要とは言いませんが、”変化”より”間違えとリスクがないこと”が一番重要視されるので、仕事の面白みに欠けるのです。

⑤専門スキルが身に付かない

最後に、公務員の仕事は専門スキルがなかなか身に付きません。

得られるスキルも、役所内でしか使えないものがほとんどです。

公務員の約3年ごとの部署異動

専門スキルが身につかない理由は、公務員は基本的に3~5年ごとに必ず部署異動があるからです。

例えば観光部署で3年過ごした後に、介護部署に異動することもあります。

そうなると一から新しい分野を学ぶことになります。

一見大変そうですが、業務自体は前例踏襲で過去の事績のとおり進めていけば全く問題ありません。

そういう意味では”公務員の仕事は誰でもできる”と言えます。

勤続年数が増えるごとに得るスキルと言えば、役所内で仕事を捌くスキルくらいでしょう。

外部との渉外業務もありますが、結局約3年でその分野から離れてしまうので、深い知識やコネクションを得ることも困難です。(そもそも業者との癒着を防ぐために3年ごとの異動としているようです)

スキルとコネが得やすい民間企業

民間企業の場合は、応用可能な専門スキルを得やすいです。

私がメーカーの企画部にいましたが、新技術を説明するための技術知識やマーケット情報や、商品価格を決めるための原価計算スキルも身に付けました。

使用部材の情報を得るために下請け業者との面会や、顧客(企業)に対してプレゼンする機会もありました。

そうして得た知識・スキル・コネを生かして、下請け業者や顧客側の企業に転職する人もいました。

また私の勤務先でも、他社から転職してきた人は新鮮な情報やアイデアを持っていて重宝されていました。

一方で公務員の場合、他で応用できるスキルも身につかないので、せいぜい県庁→市役所といったように別行政組織か、行政相手にビジネスをしている企業でしか転職しても経験を活かせないでしょう。

また前年踏襲の公務員と、常に変化が求められる民間とではスピード感がまるで違います。

そう考えると、民間→公務員への転職は成立するとしても、公務員→民間への転職は成立しがたいと思います。

それでも公務員になって満足している

以上、後悔した点を色々とまとめましたものの、なんだかんだで公務員で満足しています。

なぜなら、当時の民間企業の方が以下のような嫌なことがたくさんありました。

・経営難で基本給とボーナスカット
・リストラで人材不足になり毎日残業が横行
・人材不足で仕事を押し付け合って職場の雰囲気が最悪
・管理職になったら土曜日も無給出勤
部署異動がほぼないせいで、同じ仕事を何年も続けることとなり退屈
・全国転勤ありのため、僻地への転勤もあり得る

しかし公務員になると、そのすべてが逆になりました。

・組織の経営状況に左右されないので給与が下がる恐れはない
・毎年人材を一定雇用するので、人材不足にならない
・ルーチンワークが多く、仕事が落ち着いていて職場の雰囲気が良い
・管理職になっても必ず休日出勤があるわけではない
・定期的な部署異動で、仕事に飽きがこない
・自治体エリア内の転勤に限るため、地元や好きな地域に住み続けられる

もちろん、民間企業出身の同期と公務員の愚痴を言い合うこともあります。

「やっぱり公務員はスピード感が無い」「仕事がつまらない」「手取りが減った」など定期的に愚痴ります。

でも、転職して「民間企業に戻りたい」と言う人はまだ一人もいません

結局は皆、総合的にに満足しているのです。

もし公務員の仕事で嫌なことがあったとしても「これだから公務員は・・・」と、他のプロパー職員と一線を引くことができ、それが心の安定にも繋がったりしています。

後悔したことを上回るメリット

最後に、公務員の嫌な面を上回るメリットを簡単にまとめます。

①転勤がない(地元にずっと居られる)

②景気や社会変化に左右されない(リストラやボーナスカットもない)

③業績評価のプレッシャーが無い(自分のペースでまったり仕事できる)


④出世争いがない(人間関係が穏やか)


⑤定期的な部署移動が決まっている(約3年で業務と人間関係をリセットできる)

つまりは、この記事の内容の裏返しがメリットになっていることが分かると思います。

結局どの組織に所属しても嫌な面は必ずありますが、マシな方を選べたら良いのではないでしょうか?

 

以上、長くなるのでこの辺で終わりますが、公務員を目指す上で悩んでいる方に参考にしていただきたいです。

上記のメリットが気になる方や、まだ不安な方は、以下の記事もぜひ確認ください。

 

 

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