【合格者談】公務員試験の面接で好印象を残す方法(意識すべき見た目・態度)

二次試験
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公務員試験でせっかく筆記試験を通過したのに、面接で落ちてしまったという声を聞きます。

私は2つの地方自治体の社会人採用枠試験を受験して、両方合格しました。

大学は偏差値50強の地方大学でしたが、就職活動でも名の知れた大手6社(メーカー・銀行・保険・住宅・物流・旅行)から内定を得ました。

そのため、採用面接に関しては経験と自信があります。

この記事では、公務員試験の面接で好印象を残すための方法を紹介します。

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はじめに

公務員試験では、一次試験の筆記試験を通過した後、二次試験で面接があるケースがほとんどです。

私が受験した2つの自治体では、いずれも二次試験に面接がありました。

わざわざ面接を行う理由は、実際に会話して受験者の人となりを確認するためです。

そのため、面接で会話したときの印象が評価の大きいウエイトを占めます。

ここからは、これまで幾多の面接を突破してきた私が、面接で良い印象を残す秘訣を紹介します。

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見た目は最低限整える

「人は第一印象」と言いますが、面接官として最初に得られる受験者の情報が”視覚情報”です。

そこで得られる第一印象で、損をしないことが大切です。

とは言うものの、顔や体格などの生まれ持った物は変えられません。

そのため、見た目はあくまで”マイナスにならないこと”に気を付ければ良いです。

スーツは色を気にすれば良い

良いスーツを着るべきという人もいますが、新卒であればリクルートスーツで構いません

高いスーツは質感やシルエットが綺麗に見えますが、大学生で小奇麗にまとまり過ぎていても違和感があります。

そのため、最低限、スーツ(黒系)・シャツ(白)・ネクタイ(地味過ぎない色)だけ外さなければ問題ないです。

私は大学入学式用のスーツで就職活動をしていましたが、ちゃんと内定を貰いました。

現役公務員ですら、スーツに無頓着で年中リクルートスーツっぽい人もたくさんいます。

 

ただ、社会人採用枠試験を受ける場合は、年相応の恰好にした方が印象は良いです。

マスコミ出身の同期は、二次試験のときに茶色の細身スーツ・柄シャツ・ロールアップパンツを着ていましたが、絵になっていました。

それだけで業界人っぽく、仕事ができそうな営業マン風に見えました。

そうした本人のバックグラウンドとマッチした服装であれば、プラスにはなります。

髪型は似合っていれば良い

髪型はおでこを出した方が良いとも聞きますが、似合った髪型であれば十分です。

就活のとき、意識して七三分け気味に髪型を固めて気合の入った学生がいましたが、頑張っている感が拭えていませんでした。

髪型だけガチっと決まっているのに、声が震えているなどしたら、かえってギャップに感じて違和感を感じます。

そのため、無理に整え過ぎずに自然体が一番なのです。

 

ちなみに私は前髪を下した方が若く見られると思い、おでこは出していませんでした。

ワックスは付けるとクセが出るので、一切つけずに面接を受けてきました。

何もするなとは言いませんが、いつもの慣れ親しんだスタイリングにした方が、面接官にも違和感を与えることはないはずです。

顔は気にするな

一般的に面接で美男美女が有利なのは自明です。

しかし顔は変えられないので、気にするだけ無駄です。

励ましではありませんが、私が民間から公務員に転職して思ったのは、公務員は民間より美男美女が少ない(個人的統計)いうことです。

民間の大手企業の場合、応募者や面接回数が多く、選考過程で淘汰が行われて、美男美女が割合的に増える傾向があります。

一方、公務員は一次試験が筆記試験でのみ評価されるため、二次試験までは受験者の顔が評価に反映されることはほぼありません。

実際に、私が受けた二次試験でも、民間時代の同期にはいなかったような容姿の方もいました。

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お客様に接する態度を心がける

見た目の次は、姿勢・態度で気をつける必要があります。

まず公務員は仕事上、クリエイティビティやリーダーシップは求められず、ルールを守り組織の中で着実に仕事が進められる素質が求められます。

そのため、面接では話す内容より一緒に働きやすそうかどうかの点が重要視されます。

いくら面接で頭の切れや口の上手さを必死にアピールしたところで、「ちょっと絡みづらいな…」「自己主張が強すぎるな…」と思われたらマイナスです。

それよりも、人として接しやすい雰囲気や、部下として一緒に働きやすそうなイメージを醸し出すことが重要です。

デキる保険のセールスマンになったつもりで振舞う

”接しやすい人”と思われるために、私は面接の際に、保険のセールスマンのように振舞うことを心がけています。

ここで言うセールスマンとは決して押し売りするタイプでなく、落ち着いていて、親しみやすく、丁寧に受け答えができるタイプです。

もし保険のセールスマンと会ったことがなければ、家電量販店の有能な店員をイメージすれば良いです。

有能な売り手は、決して押し売りしてアピールすることがなく、客から嫌われることはありません。

態度やしぐさも全く不快でなく、むしろ親しみやすいため、安心して話を聞けます。

また、聞かれた質問には適格に答えるため、信頼もおけます。

そのような人物になったイメージで面接に挑めば、親しみやすさ・誠実さ・頼り甲斐といった印象を残すことができます。

笑顔を出せる場面を探す

人と接していて一番安心できる視覚情報は笑顔です。

デキるセールスマンも笑顔は欠かせません。

そのため、面接でも機会があれば積極的に笑顔になることが重要です。

ただ、不自然に常に笑顔でもかえって不気味に思われます。

例えば、面接の中で、

「今日の面接のことばかり考えていたせいで今日は3時間ほど寝ていなくて…笑」

「実は実家があまり裕福ではなく、幼少期に貧しい食生活を送っていまして…笑」

といった自然な話の流れで程よい笑顔を見せられれば十分です。

笑顔があればネガティブな話題も明るくできます。

こちらが笑顔になると、面接官も笑顔になってリラックスできる効果もあります。

そのため、少しでも笑顔を作れる場面があれば、忘れずに笑顔になることが大事です。

予め上述したような自虐エピソードを準備しておいても良いです。

ハキハキと受け答えする

面接では淀みなくハッキリと話すことも重要です。

セールスマンから自信のない話し方をされても、商品は買わないはずです。

例えば日常で初対面の人と会話したときでも、

「〇〇だったかなぁ…と思います…」

「△△だったような気がします…」

といった歯切れの悪い返答ばかりされたら、「あまり喋りたくないのかな」「自分に自信のない人なのかな」とあまり良い印象を持たれないはずです。

まして面接であれば、優柔不断・責任逃れ・懐疑的な人という悪い印象しか残りません。

例え自信が無かったとしても、ハキハキと話す方が印象が良くなります。

例えば、

「確か〇〇だったと記憶しています」

「記憶が少し曖昧ですが、△△だったと思われます」

と歯切れよく答えた方が、聞いている方も気持ち良いです。

仕事でも、部下が「え~っと…確か…〇〇だったような…」と答えていたら、それを聞く上司は間違いなくイライラします。

まして公務員試験の面接官は現役公務員なので、受験者がハキハキ答える様子を見れば、「仕事でもしっかり受け答えしてくれそうだな」と想像するはずです。

 

一方、面接対策情報を見ていると、「自信を持って答えるべき」というアドバイスもあります。

しかし自分の答えに100%の自信を持った受験者はそういません。

例えば質問が「自治体の事業」についての場合は、面接官の方が知識を持っているため、そこで自信満々で断定的に答えたとしてもかえって印象は良くありません。

そのため、必ずしも「自分の答えに自信を持つ」という必要はありませんが、ハキハキと答える姿勢が大事です。

少し大きめな声で話す

面接で少しでも「聞こえにくい」と思われたらそれだけでマイナスになるで、声量はいつもより大きめにするべきです。

多少大きな声でも、「元気な人だな…」と思われますが、それがマイナスになることはありません

むしろ社会では、大きな声の人ほど意見が通るし、出世もします。

社会に出ても大きな声で損はしないので、面接でも同じです。

また大きな声を出すことで、上述のハキハキした話し方に自然と繋がります

声量を上げたままで、「え~と…○○は確か…」と曖昧な内容を喋ること自体、難しいからです。

そのため、自分の通常の声より少し大きめを心がれば、マイナス評価を防げます。

相手の話を真摯に聞く姿勢を見せる

以上は自分が話すときの姿勢、相手の話を聞くときもアピールできます。

それは喋っている面接官に対して真剣に話を聞いている姿勢を見せれば良いのです。

ポイントは、

・少しだけ目に力を入れる
・じっと目を見て話を聞く
・聞きながら頷く
・たまに「はい」と相槌を打つ

の4点です。

目に力を入れる理由は、ボーっと見つめた顔になるのを防ぎ、表情でも真剣な姿勢をアピールするためです。

また頷いたり、「はい」と発することで、動作でも聞いている姿勢をアピールできます。

このように、話す時だけではなく、聞く時も面接官にアピールができるのです。

ただ、面接官が長く話すタイミングはそう多くはありません。

話すとしても、

①面接開始時の説明
②受け答えの中での自然な会話
③最後の面接官への質問

の3つほどです。

もし①②が少なかったとしても、③の「面接官への質問」が用意されているケースが多いです。

その際に、例えば、

「自治体の勉強をしているのですが、業務上で役に立った本などありますか?」

「自治体の職員の方は、日々、どのように時事情報の収集をしていますか?」

と、本当に自治体業務に興味がある風に聞くのです。

面接官は一方的に質問する側だったので、逆に質問した場合はちゃんと答えてくれるでしょう。

その際に、上記の聞く姿勢でアピールできれば、最後に「この受験者は本当にやる気がありそうだ」といった印象を残せます。

誰でも自分の話をよく聞いてくれる人を悪くは思うことはないので、やって損はない戦法です。

 

ちなみに私は、面接で必ず最後に質問をしていました。

また1問目の答を真剣に聞いた上で、

「貴重なお話ありがとうございます。あと最後に1点だけ、先ほど仰っていた○○というのは…」

とまた質問を被せて、他の受験者と差別化を図っていました。

そして聞く姿勢でもう一つ、就職活動中の印象的な思い出があります。

ある大手保険会社の説明会に参加し、説明している部長クラスの目をじっと見ながら話を聞いて、質問を繰り返していたら、その方が私の方だけ見ながら説明するようになりました。

そして終了後、私だけ個室に呼ばれ、その部長から「もし今、うちに入ると決めてくれたら内定をあげます」と言われました。

このように、話を聞く姿勢を見せるだけでも、相手に良い印象を与えることができるのは間違いないです。

【上級編】早口+適度な専門用語

以上を意識するだけでも、面接での印象は大きく変わるはずです。

ここからは【上級編】のテクニックを紹介します。

早口で情報量を多くする

これは大学生時代は出来ませんでしたが、社会人となって転職試験の際に行っていました。

面接の質問と時間は限られているので、その中で自分の個性をアピールするのは限界があります。

そのため、早口で喋ることにより他の受験者より情報量を多くするのです。

早口が苦手な人は辞めた方が良いですが、普段早口な人は試してみる価値はあります。

もし成功すれば、面接官に対して圧倒的な情報量をインプットでき、論理的且つスピーディーに話ができる話上手と評価されます。

さらに、早口で話せば、聞き手がじっくり内容を咀嚼する時間が無いため、反論の余地を与えず、話を納得させやすいという効果もあります。

メンタリストのDaiGo氏も自分の話し方がそうだと言っていて、彼のYoutubeを見るとそれを実感できます。

私も転職試験の際は、就活で面接慣れしていたし、社会人で喋りのスキルも得たので、面接では自然と早口になりました。

面接官から「かなり早口ですが、元々そうですか?」と言われ、マズかったなと思いましたが、結果は合格だったので、むしろ良い評価だったのかもしれません。

(その時は、「伝えたいことがたくさんあるので早口になってしまいました…また職場に関西人が多いのも理由かもしれません」と返答しました。)

また面接ではないですが、グループディスカッションでも早口は有効に働きました。

他の受験者が口下手だったのもありましたが、その場で私一人が長話になるのを防ぐため、言いたいことを早口でバーッと伝えましたが、それが良かったのか結果は合格でした。

しかし慣れていないと、「早口で何を言っているかわからない」「情報量が多いだけで論理的でない」というマイナス評価になりかねないため、自分の力量で判断した方が良いです。

私は短時間で自分の個性をすべて伝えるための手段として、自然と早口を選びました。

適度な専門用語でアピール

大学生の場合は難しいですが、社会人で公務員を受けるのであれば、勤めている業界の専門用語を使って専門性をアピールできます。

公務員は民間企業の世界と全く異なり、使っている単語も違います。

私は当時メーカーに勤めていましたが、公務員試験の面接で仕事について聞かれた際に、メーカーならではの「R&D拠点」「要求スペック」「パテント」といった、公務員では聞き慣れてなさそうな言葉を敢えて使いました。

もちろん、理解されなければ意味が無いので、

「最新技術を開発しているR&D拠点では…」
「お客様が希望する要求スペックに基づき…」
「技術的な特許・パテントの面で優位性を…」

といった付け足し情報も加えながら、専門用語を使ってアピールしました。

また、公務員は横文字は使わないだろうと考えて、「コミット」「アサイン」といった言葉を使ったりもしました。

(今となっては、どこまで効果があったか不明ですが・・・)

しかしこれも使い過ぎると、「相手によって話し方を変えられない人」「業界人っぽくてなんか胡散臭い」と悪いイメージを持たれる可能性もあるので、注意が必要です。

私もそうはならないよう気を付けていましたが、何事もバランスが重要です。

さいごに

最後にまとめます。

公務員試験の面接は、いかに良い印象を残すかが大事です。

公務員の仕事柄、民間企業のように個性・アイデア・リーダーシップは重要視されていないため、清潔さ・人当たり・誠実さをアピールできれば十分です。

そのため、以下を守りましょう。

【見た目】
・スーツ、シャツ、ネクタイの色は最低限守る
・髪型は慣れていて似合ってるもの
・公務員で顔の良し悪しは気にする必要はない
【姿勢・態度】
・面接官に好印象を与える姿勢、態度で挑む
・イメージは有能な保険のセールスマン(親しみ・誠実・頼り甲斐)
・笑顔を出せる場面を探す(or作る)
・自信は無くてもハキハキとした受け答え
・声のボリュームはいつもより上げる
・相手の話は真摯に聞いてアピール【上級編】
・早口により短時間で濃いアピール実施
・(社会人は)専門用語で公務員に無い専門性をアピール

最後に付け加えておきたい点は、適度な匙加減です。

例えば見た目に関して、似合っている髪型が良いとしても、毛先を遊ばせたホストのようなスタイルが良いはずはありません。

態度に関しても、面白くないシーンで笑顔でいたり、面接官の話をオーバーリアクションで聞くのも不快に思われます。

また、聞き手がついていけないレベルの早口や専門用語も、すればするほどマイナス評価に繋がります。

そのため、上記アドバイスはすべてエッセンスとして頭に入れ、バランスよく扱えていただくことです。

そのように自分を客観視できない人が面接では落とされるので、今一度、自分の面接を客観シミュレーションしてみてください。

「相手の気持ちを想像する」ことは、公務員だけでなくすべての仕事において、人と関わる以上は必要なことなので、それを忘れないでください。

 

↓実際の面接で聞かれた質問と私の回答を紹介しています!

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